HF AM同好会 自作真空管送信機と五球スーパーで40年前にタイムスリップ JR1KQU JA2OZE/mobile 「HF AM通信へのお誘い」

オンライン版アクティブ局紹介

CQ誌の2014年の掲載が終わりましたが、No.59まで続いた、好評の『アクティブ局紹介』をオンライン版で継続します。
CQ誌の方も、2014年6月号から、カラーで掲載再開です。

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No.64JA1VHZ 大和OM

 狭隘な苫屋とて本格的なシャックの構築は難しく、最後の聖域、仏間付きの居間兼客間の押入れを間借りです。

 右隣は仏壇、押し入れの左側は一度も使ったことの無い客布団が押込んであります。

 万一お客さんが来たらふすまを閉めて一件落着。欠点は運用時には隣の部屋から同軸ケーブルを延々と引き伸ばす、押入れの段が机より少し高い、お隣に御先祖様がいるのでアホな話は出来ない。

 以下はシャックに鎮座することを許された選ばれし精鋭達で御座います。自作以外はDELICAのものが多いけど好みの問題です。

下段 主役の自作7メガAM送受信機。窮屈な場所に押込んだので両機の側面に施した折角のアートが隠れるのが恨めしい。

左側 送信機。右側面には谷中にある修性院という布袋様を祭るお寺のタイル壁画を配しました。子供たちと遊ぶ、日ぐらしの布袋様です。使わせていただきました。合掌。
右側 5球スーパーとお付き合い40周年の総決算。メタル管で仕上げてみました。中身はたったのIF1段増幅も、現状ありったけの知恵を傾注。本来用途は7MHzAM用の受信機です。アンテナコイルは複同調、IFTは自作で臨界結合目指した力作。スーパーではレアなプレート検波。AFには800、1000、1400HzのバイタトーンをSW選択できます。側面アートは、平成16年に青森で激写したねぶた。題目作者等詳細は判りませんが、パネル正面左側のねぶたは”夏井田子ども会”という団体所属のねぶたらしい。
右横 三田無線の高一中二の受信機。24McのAMワイアレスマイク用受信機を7.195Kc専用機に改造普段はこれでボンヤリワッチです。隠れて見えぬが裏にアンテナカップラーとSWR計。
中段
中段左 菊水電波のST管の0-V-2。50年前のキットを入手、組立てながらQSOに使いたいと念じていたもの・・近々実現か(^^)
中段右 DELICAのDX-CS-7、 メーカー組立て品でRC等部品の劣化も少なく手持ち受信機S/Nベストの逸品、ほぼ灯台放送受信専用風で聞いています。
上段
上段左中 DELICAの807送信機、隣が自作のVFO兼ドライバー。18~28Mcの4バンドCW機です。
上段右 DELICAの短波コンバーター、18から28にオンエアする時にCS-7に繋ぎます。
その上に鎮座は、自作VLF受信機・・未だに17.2KcのSAQ受信の野望を捨てきれず、日夜改良工夫中、受信周波数は16Kc~30Kc。

JA1VHZ 大和OMのHP:http://members.jcom.home.ne.jp/0355667201/
シャックの紹介ページ:http://members.jcom.home.ne.jp/0355667201/MyShack.htm
自作7MHzAM送信機:http://members.jcom.home.ne.jp/0355667201/7AMTX.htm
自作GT管8球7MHzAM通信型受信機:http://members.jcom.home.ne.jp/0355667201/8GTRX.htm
真空管VLF受信機:http://members.jcom.home.ne.jp/0355667201/

 送信機には早々と布袋様が降臨されており、ばちは当たらないと。

 「自作リグ、性能に非ず、アートだ」
 「オンエアだけがアクティブ局に非ず、リグを弄りまわすもアクティブ局なり」

以上、大和語録より。

 8月をメドに、7メガのライセンス取得しオンエア予定です。

2014/05/13 de JR1KQU

No.63JR1LXN 長尾文雄OM

 上池袋にお住まいのJR1LXN 長尾OMは、昭和10年生まれとのこと。まもなく80歳の先輩。

 昨年よりレストア中のマシーンがついに動き初めました。送信機はコリンズAN/ART-13、B29に搭載してたものです。受信機は BC-348。

  

 昨年よりレストアしてやっと音声が出るようになりました。
 写真でご覧のように、軍用機が色々ありそうですが、いつも半田ごてを持っている方で、現在も別のレストアに多忙で、7195のお空へのお出ましは少ないようです。

 聞こえていたらレポートおねがいいたします。

2014/02/15 de JR1KQU

No.62JA0VI 宮沢OM

 『Ancient Modulation』・・・SSBがハムの間に浸透しかけた頃に、AMを馬鹿にしてか、茶化してか、このようにW辺りで言われたものでした。それから50余年、そのAMが復活をしてきました。その火付け役は、当時、厚顔の美少年だった方々でした。

 メーカー製無線機が高度化し、ブラックボックス化され、また、パーツの超小型化により、手と目がついてゆかず、悔し紛れに始めたかと思う位、賑わっております。

 普通にやっても面白くないので、電池管を使って、出力は0.3W。この送信機使いコールするときも、CQ出す時も、決して、QRPPとは言いません(山形のOMも同じ事いってましたよね)。10局呼んで1局応答あったら良しとしています。呼んで応答がない場合は、0.3Wを忘れて、「耳が悪いなー」なんて、言っています。飛んでも飛ばなくても、無線は楽しい、と。

 

 なお、ケースは、FTV-650のものを使用しています。

 なお、その一方で、3.5~50MHz正式免許皆伝のAM1KWアンプ(4CX3000A)もありますが。

2014/02/15 de JA0VI

No.61JF1UQZ 田中俊一OM

 無線コーナー全景にて左側はSSB機とPC/SG関連のラックで、右側がAMF関連機器とV/UH機です。AM関連機器です。

無線コーナー全景AM設備とV_UHF機AM系免許時送信機系統図


 右側のAMF関連機器とV/UH機は、上から順に

 ・FL-50改(AM/SSB送信機)
 ・TS-770(V/UHF機)
 ・TS-940S(AM用Rx、AM送信周波数トランシーブ制御)
 ・6AR5PP(AM変調用アンプ)

となっています。

 さらにSSB電波送出と共用のリニアアンプ(FL-2100Z)が左側ラックに見えます。

 局免許のダイアグラムファイルも添付しますので詳細が分かると思います。FL-50で出来る全ての電波形式や殆どのAM変調方式が送出可能(免許的には)です。
 AM変調は実際には6JS6Aのフローティングキャリア変調(6AR5PP)、キャリアコントロール変調(6AQ5 シングル)の2者択一がSWで出来る様になっています。

 皆さんのRigでは自作品が多く見受けられるのですが、私のRigはメーカー製機器が基調となっています。なるべくあるものを流用して低コストに抑えようとした結果です。
 変調器に使っている6AR5PPアンプは高校生の時(約45年前)に自作したものをひっぱり出しました。
 そう言えばFL-50もそうですネ。

2014/02/15 de JF1UQZ

No.60JL1PSW 森谷OM

 僭越ながら、自作機の写真と回路図を送らせていただきます。

 諸先輩方から見れば、添付致します回路では不完全とは思いますが、私と致しましては「ほぼ完成」と考えております。

SAKURA号SAKURA号全回路図PDF版


 もちろん本回路については、あっちこっちのハンドブックや、諸先輩サイトの回路図を切り貼りしたもので、変調リミッタ回路に至っては、正直なところ「CQ出版のアマハン(JA1NEZ 速水氏)の記事からコピーしましたが・・・「それが何か?」としか物申せぬ悲しき状況です。

 オリジナルの部分は、タンク用のタイトボビンや三連バリコン、RFC等、現在では、入手困難な物をトロイダルコアで代用するための計算をした程度です。
 ゆえに、特殊部品はLUX製の変調トランスのみであり、その他の部品はどれもアキバで入手した物で間に合わせてはおります。

 いろいろ苦労した点はございますが、2B46とEL84(6BQ5) のバイアス回路は現物オーライと致しましたが、タンク回路の定数については、電波がなにげに出ているのみで、結果オーライと言える自信すらございません。
 できる事なら、回路を含め7.195MHzAMにお出ましになれれている大先輩諸氏に、直にご教示いただきたく感じている次第でございます。

 また本機は、加藤様の「麗人号」のまねをさせていただき、「SAKURA号」と名付けました。
 「麗人号」は、外観もその名にふさわしく極めて秀麗と感じております。
 私の作は、「『SAKURA』なぞ、ちいと大胆すぎちゃいまっかぁ?」ってな感じの、いわゆるあか抜けしないシロモノでごめんなさい。 
 実は「SAKURA」の名は、今、私が乗っているマウンテンバイクのフレーム名なのです。

 蛇足になりますが、このフレームは今流行のカーボンではなく、昔ながらの鉄です。
 鉄は重いながらも、カーボンやチタン、新型アルミでは出せない乗り味があり、それは、「真空管式」にもつながる『良さ』である・・・と言われております。(私の場合、無線同様、そこまで感じられるレベではありませんので、Hi)

2B46入力回路

ファイナル周辺

下から観た図

後ろから観た図

上から観た図

電源と同軸の同相フィルタ

2013/11/13 de JL1PSW

番外編2013年ハムフェア7195AM戦士全国より集結す!

 8/24 三々五々、有明の地に全国より7195kHzAM道を極めるサムライが集まりました。

 富士山一郎OMより、今年は仕事が重なり、ブースはAM通信で自由に使っていいですからと有難いお話を戴きました。ところが、筆者はこういうイベントでの経験が皆無で段取りがよくわかりませんので、出展経験豊富なJH1MDC小川OMにお任せ、片隅をAMで使わさせていただく事に。

 私がブースにいる予定でしたが、この夏は断捨離したはずなのにジャンクが気になり、フラフラ歩き回る始末で、いない時に来ていただいた皆様には大変失礼致しました。小川さんのお話では、20名位の方が声をかけていただいたとの事です。ブースにはせめてものつもりで、麗人号の写真入りカードを持ち帰っていただけるようにしておきました。メールアドレスも印刷してありますので、気楽にメールいただければ、AMに関する情報お伝えできると思います。

 来年は8/23、24との事、皆さんスケジュール空けておいていただけるとよろしいかと。

 (記念撮影) 中々一時に皆さん集まるのは不可能でありますが、昼頃、1階の休憩所で皆さん集まりまった時に撮った写真をもとに、当日仕事で欠席だった、山形のプリンスJP7CZE川辺さんに合成写真にしてもらいました。これなら、アリバイ工作に使えますね。フムフム。そして、写真にコールサインとタイトルを入れていただいたのは、やはり当日出席できなかった JR1BPR西野さんです。



 集合写真、後列、左から、坂本竜馬(教科書に出てくる姿に似てる!)いや、もといJA5BRN/1 JA1FT JH1MSB JA2PEZ JF1AFM JR1KQU JR1MVA JA1UZQ JA9FIO 長州 力か?7L1ETS JA1GMO JA1VCW。前列、左より タオ・パイパイ?JO1ODG JA9MH JH1EAK JP2GMR JA9CJE (敬称略)

 懇親会は、ワシントンホテルの1階のレストランにて、17:30より、JP2GMR原OMの乾杯で始まり、先日のマスターズ陸上で、金メダルを取ったJA9JQC明井OMの祝勝会もかねて、楽しい時間は瞬く間に過ぎお開きに。



 後列左より JR1KQU JG1RQT JA1AVR JH1EAK JA9FIO JA1UDY/2 JA7KED JR1MVA JA1GMO JO1ODG、
 前列左より JA1UZQ JA2PEZ JH1MSB JP2GMR JH1MDC JA9CJE JA9JQC(敬称略)の皆様です。

 いつも感じる事ですが、OM達の技術力の確かさ、発想の豊かさ、やる気満々な体力には脱帽です。自分も少しずつでも近ずきたいものだなと思います。夏の終わりに刺激受け、愉快な集まりでした。

2013/09/02 de JR1KQU 加藤欣一



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