AM通信へのお誘い
-新スプリアス規格への移行期限の延長について
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ある OM 様から頂いたビッグニュース。
それは、古いアマチュア無線の無線機について、「再免許申請時にどうすれば良いのか」を北陸総合通信局陸上課の担当者に電話で聞いたところ、「現在免許中の古い無線機をそのまま再免許するときは、受付可能になっている」とのことです。
つまり、FT-101 だろうが FT-620 だろうが TR-7500 だろうが何もスプリアス対応しなくても、令和 4 年 11 月 30 日以降でもそのままで再免許申請すれば受け付けてくれるとのことです。

要は、再免許申請で無線機のライセンスを切らさない様にしていけば、死ぬまで使用可能ということで、ホットしています。

以下に、新スプリアス規格(新スプリアス規制)への移行期限の延長に関係する資料について,総務省の報道資料一覧の資料をもとに,時系列の逆順で紹介します.
ということで、期間を限定せず、新スプリアス規格の適用は延期ということで安心しました。

資料を眺めていておもしろかったのは、6月9日のパブリックコメントの結果です。
アマチュア無線の団体では,一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)、それに日本ローバンド拡大促進協会の 3 団体が意見を提出しています。おもしろかったのは、このうち、JARL,日本ローバンド拡大促進協会が賛成の立場から、JARDは「移行期限の延長には反対」の立場から、意見を表明していて、誰の立場に立って意見を表明しているか露骨で、実におもしろいです。

2021/06/11 de JR1KQU 加藤欣一

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