AM通信へのお誘い-過去記事2015年


JA1FT 綿引OMより、約100年前の丸球真空管を使ったAM送信機

JA1FT 綿引OMよりまた変わった、おそらく誰ひとりやったことはないであろうと言う珍しいニュースが舞い込みました。

珍しい約100年前の丸球真空管から、同時代の冷陰極管、動乱の時代の懐かしいST管、そしてGT管やMT管を経て現代のトランジスターまでを組み合わせた送信機を作っています。送信部は組み上がり、丸球と冷陰極管はパネル前面から開け閉め出来るアクリル板を通して、真空管の動作が観察できるのと同時に、手で温もりを感じる事もできます。

眺めても、触っても、使っても楽しい無線電話送信機です。



これからが大変、送信部が容積の半分を使ったので、電源部が入る場所が無くなり、結局外部電源となり、眺めてもの外観と、使ってもの性能や操作性の両立は難しく、予想外の大失敗作なり?電源部を外部に移す事で問題は無くなりますので、体調に合わせて製作を継続します。参考までに配線図をお送りします。外部電源になっても回路的に変更はありません。

この回路図、右下にRF LPFの図面がありますが、こんな簡単なもので、80dBとれるそうです。スプリアス規定なんかへっちゃらですね。特注のスペアナが納品されたので、測定、まさかこんな簡単なもので80?スペアナが頭痛起こしてないか持ち帰り調査依頼されたようですが、アンリツからの回答は間違いないですとの事。年末に熱伝対型ダミーロードが納品になるので、最終試験されるとの事です。

来年春頃には、お姿を拝める事と、期待しています。100年前の丸球真空管はどんな音を聞かせてくれるのでしょう。



写真は左側が冷陰極管 CK-1006 紫色に光るそうです 右側が丸球真空管 WE-205D です。


2015/12/31 de JR1KQU 加藤欣一

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JA3JPR 善沢OMより、AM送信機の記事が到着

JA3JPR 善沢OMより、AM送信機の記事が到着しました。

    昨年より7195kHzでのAMによる交信を楽しんでいます。当初は手持ちのCollins TCS-12を使ってONAIRしていましたが、やはり物足りなくなり自作へと。



    TCS-12でAMを再開したとき電源を用意する必要がありました。構想段階で「電源部だけでは惜しい、変調部も組み込んでおけば自作送信機へ一歩すすめる・・・」と考えTCS-12には無用な変調部も組み込んでいました。そして最終的には送信部も作り、自作でのONAIRとなったわけです。

    電源トランスは学生時代に作ったAM送信機のものを保存していたのでそれを今回も活用。LUX 8A60ですが、当時アルバイトで稼いだお金で入手したもので、私にとっては超貴重品です。

    変調トランスは米STANCORブランドのPoly-Pedanseシリーズのもので、これに6L6をプッシュプルで組み合わせています。

    マイクロフォンは現在ErectroVoiceの607といったダイナミックマイクをマイクトランスを通して12AX7→12AU7パラレル→ドライヴトランス→6L6ppといったところです。初段12AX7を直流点火しているところを除けば、なんということもない回路です。

    この電源・変調部のパネルにメータが付いていますが、高圧・中圧のライン電圧チェックとVUメータ(もどき)の機能を受け持たせています。おしゃべり中なにかが振れていないと寂しいものですから。(というより先にメーターありきが正直なところ)




    送信部はなんの変哲もない807シングルでXtal発振を6SJ7、ドライヴを6AG7といったメタル管で行っています。回路的には簡単なものなんですが、パネル高さを低くしたいとの思いで807を横に寝かせたので構造的には少し面倒でした。またフレームもサクラ材の合板を使ったのでグランド回りが心配だったのですがなんとかしてい動作しているようです。

    今回XtalはHC49とかいう小さなものをFT243のケースに押し込んで使っていますが、発振周波数の変動というかジャンプにてこずりました。発振回路のプレート電圧を250Vから150Vに落として使ったところなんとか安定になりましたが、下手をするとXtalを割ってしまったかもです。

    ドライヴ段と終段のチューン用にダイアルを付けていますが、ヴァーニアダイアルの目盛板を利用したもので、微動機構とはなっていません。ちょっとクラシックな雰囲気を狙ったのですが塗装がブルーではちょっと似合わないなです。やはりアルミ地のままか電源・変調部と同じライトグレーにしようと計画中。



    ワッチをしているとQRP局の信号がノイズすれすれに入ってきてワクワクします。次は電池管でリグを作り移動運用なんていいなと思ってます。

    ではお空で。

    de JA3JPR

2015/12/31 de JR1KQU 加藤欣一

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富山の御前様より、パラオツアー予定が届きました。

富山の御前様より、パラオツアー予定が届きました。

    あと1ヶ月になりましたが、
    3.8-50MHz で 下記の日程 朝晩QRVします。

     1/22 金曜日 ペリリュー島観光
     1/23 土曜日 スペシャルロックアイランドツアー
     1/24 日曜日 買い物、夜はディナークルーズ ・・・・この日だけ 晩方は駄目
     1/25 月曜日 遊覧飛行ツアー

    皆様、お空でお会いしましょう。

    T88UC 中嶋

2015/12/17 de JR1KQU 加藤欣一

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早速、ハローCQの情報がきました。

さっそく、JR1IVA 市川さんから情報が来ました.

東大で上映会をやったことがあるとのことです.

東京大学-記録映画「ハローCQ」上映会案内


2015/12/16 de JR1KQU 加藤欣一

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ワイドFMにはまっとります!

ワイドFMにはまっとります!

東京では12月から本放送が始まったようで、TBSラジオが90.5MHz 文化放送が91.6MHz ニッポン放送が93.0MHzで隅田放送局(スカイツリー)から中波と同じ放送をFMでやっています。

私は従来のFM放送が嫌いで、何が嫌いってDJのお姉さんたちの、異様にハイテンションなしゃべくりが、鼻につき聞きませんでしたが、朝のTBSラジオの遠藤やすこさんの、それはもう品のよいアナウンス、1日の始まりに軽快なリズムで最高です。
ワイドFMだと、余計素晴らしい音質で、すっかりはまってしまいました。

まともなFMラジオでは周波数が高いので聞けませんが、2000年頃ラジオ作りにはまって色々作りましたおり、究極お風呂用ラジオが安くて基板も小さいので、分解し、キャビネットだけレトロ風のものこしらえて遊んでました。これらのラジオだと全てワイドFMが受信出来ました。

今まで邪魔でしかたなかったものが、陽の目を見る事になり、今度AVラックを作りそこにまとめて、展示しようかと思い出しました。



ワイドFM対応レトロラジオ


2015/12/16 de JR1KQU 加藤欣一

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伝説のテレビドラマ「ハローCQ」

皆さんは、50年も昔のハローCQという番組をご存知でしょうか?

「ハローCQ」は、日本科学技術振興財団のテレビ局として1964年4月12日に誕生した東京12チャンネル(現、テレビ東京)の開局記念作品です。制作は教育映画の老舗、岩波映画製作所でした。監督は羽仁 進、助監督は山本晋也という豪華版!!
キャストには蜷川幸雄(あの舞台演出家として有名な蜷川さんです)を始め、落語家の柳家小せんJA1ABA役(呆れた坊主頭) や、フォーク歌手の荒木一郎 JA1GDG役 主人公の中学生には伊藤敏孝 JA1UNG役が出演していました。ドラマの主題歌『ハローCQ』は作詞やなせたかし、作曲いずみたく、歌いしだあゆみというしっかりしたものです。

主人公の中学生がふとしたきっかけでアマチュア無線を知り、様々なOMさんに助けられながら開局・成長してゆくというストーリーで、それを柱に当時の中学生の生活を描くという非常にまじめな内容でした。そのためにスクーターに乗ったお坊さん(JA1ABA)が主人公と絡み合いながら、ちょっとした笑いを誘う構成になっていました。当時の秋葉原へ部品を買いに行くシーンや、アルマイトの洗面器を使ってトップロードアンテナを立てるところなども登場し、ここまでアマチュア無線を正面からとらえたドラマは後にも先にもこれだけだったような気がします。
私自身は、この「ハローCQ」にとても影響を受け、当時小学6年生でしたが、田舎では日曜日の午前中に放送されてたような記憶ですが、場面は強烈に頭に焼き付いています。このドラマがきっかけでアマチュア無線をやってみたいなぁと、大変思い出深いドラマです。

テレビ探偵団や、懐かしのテレビ番組などで一度も紹介されたことがないので、存在そのものがもうないのかと思っていましたが、あるホームページに現在も岩波映画に3話分(第1話 コロンブスと跳び箱、第5話 突然消失現象、第8話 ナポレオン出現す)が、16mmフィルムの形で保存されているようです。

伝説のTVドラマ『ハローCQ』コーナー http://dondon007.web.fc2.com/cqhome.htm

岩波映画は1998年に倒産しました。その後同社のフィルムは管財人の管理下にありましたが、2000年に日立製作所デジタルメディアグループが、岩波映画製作所の残した貴重な映像や写真が散逸することを惜しみ、保管していた映像の管理を受け継ぎ新たに「岩波映画ライブラリー」を開設しました。

このような状況ですが、ふと7195の皆さんの中で、この辺りに明るい方がもしやお出でではないかと!すでに50年経って著作権の辺りはよく解りませんが、コネのある方がDVD化していただけるといいなぁと思った次第です。
吉報を待ちたいと願っています。

2015/12/12 de JR1KQU 加藤欣一

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2アマ合格祝い

久々に、アイボール、今回はJO1ODG 大木さんの2アマ合格の御祝いをネタに集まりました。

8月期の国家試験を受験、50%位しか回答できず、悔しい思いをされ、また次の国試を受ければいいじゃないすかと話しておりましたが、JARD? 初の「集合形式」による2アマ養成課程講習会が11月10日~開催!彼は密かに受講していたんですね。3アマ資格所持者を対象とした短縮コースで、平日の10日間、法規17時間無線工学29時間の授業を実施、最終日に終了試験を行う。不合格の場合には補習と再修了試験が1回のみ。料金は69750円。詳しくはJARDのHPご覧下さい。

2アマ1アマも電信の試験がなくなり、とりやすくなったとはいえ、法規などはひっかけ問題があり、若い頃と違い頭も硬くなっておりますので、講習会で講師から教えて戴くのは、非常に解りやすかったようです。特に理科系でない方にとって、無線工学の授業は為になります。

大木さんの話では、修了試験は90%解ったとの話で法規は15分ほどで回答できたとの事です。

頭に勉強したのが残ってる間に、4月期1アマとってしまえばとけしかけてますが。

悲しいかな、記憶はどんどん忘れてしまいますねぇ~。



左側よりJL1PSW 森谷さん、JO1ODG 大木さ\ん、JR1KQU 加藤

2015/12/07 de JR1KQU 加藤欣一

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T88UC パラオ応援隊(3)

JA9MWC 神谷さんからの情報です。

    静岡市の知り合いのJG2TSL片桐さんのT8との交信の模様です。
    RJX-601を使っておられます。

    https://youtu.be/XZjQY2U-ktc


パラオと50MHz AM 1Wで交信した画像です。コンディションが開ければ、こんなにも鮮明に聞こえるんですね。

JA9FIO 中嶋さん 期待しています。
2015/11/28 de JR1KQU 加藤欣一

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T88UC パラオ応援隊(2)

11月21日 14:30JST、VK9WA Willis I. ウィリス島と28.480MHzで交信できました。
ウィリス島までは5,800km。約2,900kmのパラオまでのほぼ倍の距離。方角はほぼ同じです。

JA9MWC 神谷さんからAM交信リクエストしてみては?と話ありましたが、ずっとヨーロッパ相手にさばいてましたので、多分AMモードには応じてくれないだろうと、やめましたが。以下は神谷さんからの情報です。

ウィリス島からは、7年ぶりに出てきたところだそうです。アンテナは SteppIRのGP版 でやっているそうです。
なんでも、ウィリス島には、行っている連中と気象観測所の人間だけで、女性はおらず、また、海岸にアンテナを建てているので、ウミガメがのそのそ歩いてきて同軸を引っかけたり、アンテナステーに引っかかったりするそうです。

運用環境は、冷暖房の効いたパラオとは全然違うそうです。

11月23日までやっているので、他のバンドでもチャレンジしてみてください。

との事であります。この分でゆくと、パラオとは、28MHzでは間違いなくAMで交信できるでしょうね。JA9FIO 中嶋さんに期待しましょう。

2015/11/24 de JR1KQU 加藤欣一

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JA8CXX 高野様より、3.5スケの太い電線、並びに、定インピーダンス調整法についてのレポート

JA8CXX 高野様より、3.5スケの太い電線、並びに、定インピーダンス調整法について,レポートを頂きました。

    きょうは、朝から天気が良かったので、早速やってみました。

    まず片方を9m、もう一方を11mにしてみました。
    この時点で共振周波数=7040kHz SWR=1.0。 いきなりSWR1.0になってビックリです。
    次に、9mの方はそのままで、11mの方を10cm短くしてみました。

      7000kHzSWR=1.2551Ω
      7100kHzSWR=1.049Ω
      7195kHzSWR=1.2856Ω
      7200kHzSWR=1.3058Ω

    となりました。

    使用したアンテナアナライザーはコメットのCAA-500で、リアクタンス成分は測定出来ませんが、いとも簡単に7メガバンド全域がSWR1.3以下に収まり、またまたビックリです。

    ただし当局は21メガも7メガのダイポールに乗せていましたが、今回の調整で f0=21,895kHz SWR=3.3 Z=110Ωになってしまいました。
    多分アンテナカップラー(手動式)でなんとかなると思いますが、以前見つけたARRLの記事に給電点から3.5mの位置にキャパシティハットを取り付ける方法があったので、来年雪が無くなってからやってみようかなとも思っています。


    この度は、アンテナ線に3.5SQを使う方法と、定インピーダンス調整法を教えていただき、ありがとうございました。
    どちらもたいへん良い結果が出て、喜んでおります。

    最近は50MHz AMのトランシーバを製作実験中でほとんど空に出ていませんが、KQUさんのお声が聞こえましたら、懲りずに1Wでお呼びしますので聞こえましたらよろしくお願いします。

との、嬉しいアンテナ完成のメールいただきました。

なかなか、アンテナ真っ直ぐに張れる局は少ないように思います。左右同じ長さ切って、SWRがある所から下がらなくなることがあります。

そのような時、最初から高野様のように左右の長さ変えて展開しますと、案外ストンと落ち気持ちいいものです。皆様もお試し下さい。

それから、3.5スケさんの効果はやはり実証実験できましたね。太いエレメント使えば、7000~7200まで、カップラなしで普通に使えるのでFBです。
2015/11/19 de JR1KQU 加藤欣一

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HPを見たカズリンさんより

HPを見たカズリンさんより

    こんにちは。
     若き日の加藤さんですね。私らも修学旅行で、新幹線で国本さんローカルの小倉入り、小倉から別府(くどいようですが、朽網を通過しています。)、別府から湯布院、湯布院から草千里、熊本を経由して、有明海を渡って雲仙、雲仙から長崎1日お遊び、泊まりは雲仙。

     熊本に船で引き返し、人吉を経由して鹿児島、鹿児島から霧島、霧島から宮崎、宮崎からフェリーで大阪。大阪から敦賀というデラックスコースでした。

     湯布院では露天風呂ででっかい岩の上に上っていたところ、隣の女子の風呂を覗いたと言って濡れ衣着せられました。長崎では、その年の夏休み土建業でアルバイトして20万円稼いで、長崎の中華料理店を一緒にいったメンバーと借り切った人もいました。

     雲仙で、2mFM機を持って行っていた人がいましたが、1局も出来ず(室内だったから)別の斑では、RJX601を持っていた人がいて、阿蘇山から出たようですが、出来たのかどうか。

     霧島では、女風呂の境目の壁をぴょんぴょん飛んで覗いていた「その筋の人」を、これも厳つい連れて行ってくれた宮崎観光のバスの運ちゃんが引っ張り出してくれました。

     宮崎で立ち寄った青島神社で縁結びのお守りのつもりで買ったものが交通安全のお守りで、大学を卒業して就職した時、交換しに行きましたね。
    それでもダメで、出雲大社へ行って2万円出して祈祷してもらいましたが、未だにきちんとした「ご縁」はありません。

     TR-1000は、友達のお兄さんが自転車に積んで「チャリンコモービル」していました。

     神戸のJRの高架下の商店街に10Kで売られていましたが、当時はQRT中で、買えませんでした。あの写真を見たら「神」も喜んでくれるでしょう。

    神とは南大阪A3ロールコールを36年、毎週金曜日20時から続けてられる、JA3XQO 竹中様の事です。

2015/11/10 de JR1KQU 加藤欣一

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1968年10/2から5日、阿蘇山より移動運用するJA2OZE

高校の修学旅行、1968年10/2から5日、阿蘇山に登りながらTR-1000を抱えてCQCQ やってる写真発見!。当時のログ確認しましたら数局と交信してます。首からぶら下げるように紐?ベルトがついてたようです。





2015/11/07 de JR1KQU 加藤欣一

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T88UC パラオ応援隊

11/6 仕事しながら24メガ聞きましたら3W3MD(ベトナム)が59で入感、QSOできました。21メガでは日本人の方がDUから出られてました。59でした。いずれも日本からの距離は同じ位です。

11/3 JO1ODG 大木さんは、正規CB 500mWAM 付属ホイップアンテナで移動運用 Eスポが出て沖縄も入感、交信には至らなかったようですが。大木さんによると1月でも50メガでEスポ出る日があるそうです。

大木さんのきれいなTR-1000を眺めていたら私も欲しくなり先日、ヤフオクで衝動買いしてしまいました。着きましたらODGに送りレストアしてもらお~と。ルンルン。

2015/11/07 de JR1KQU 加藤欣一

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パラオ情報-JA9MWC 神谷様より

JA9MWC 神谷様よりパラオ情報が飛び込んで来ました。

    今日は、3エリアでも、冷たい雨が降りました。
    ものすごくそそられる革のロングブーツをはいたおねえさんたちが多く見られました。

     今日18時頃から、T88ZE(OP JA4BXL?)が50.130SSBで大変強力に入感しました。

    2016年! もう少ししたらT88UC局がお出ましになると思いますが、50MHzAMでも入感が期待できますね。
    「神」の活躍する金曜日20時からは28MHz(28.71MHz)21時からは50.550MHzどんぴしゃでAMロールコールが行われます。
    もしT8からチェックインがあれば「神」も喜ぶと思います。

JA9FIO 中嶋さん、TR-1000持っていったらできるかもよ! なんたって、僕らの憧れたトラセンは2016年で発売50周年の記念の年に当たります。その年にパラオに無線しにゆくんですから。

運の強い中嶋さんなら、わけないのでは!

2015/11/02 de JR1KQU 加藤欣一

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待望のJA3JPR 善沢様の自作受信機

待望のJA3JPR 善沢様の自作受信機のお写真が届きました。

自作品?嘘でしょと驚く素晴らしい出来上がりです。 眺めてるだけでも、嬉しくなってきます。手作りの暖かさ、心地好い作者のメッセージが伝わって来ます。送信機もカッチョいいぞぉ~、次回のお楽しみに。

    昨年からAMモードでのQSOを楽しんでいます。
    取りあえずは手持ちのCollins TCS-12送信機とJRC 1051C受信機でONAIRを始めましたが、ここは自作でしょと807シングル送信機を組み立て、次に40mバンド専用の受信機を作り運用中です。



    手持ち部品にPWダイアル、BC-1000の5連バリコンそれにR-392のIFブロックがあり部品ありきのスタート。折角のPWダイアルなので周波数直読にしたいとバリコンのローター形状を修正しなんとか7.00~7.45MHz間で±1kHzに収まりました。

    回路構成としてはRF1/IF6のシングルスーパーでミキサーには7360を使っています。局発は球では安定度確保の自身がなかったので、FETのクラップ回路に頼りました(ここは少し軟弱)。しかし局発部付近にも球があり、結局はシャーシの温度上昇の影響を受けてしまっています。この辺りは温度補償も含め今後のお楽しみといったところです。

    R-392のIFは455KHzですが、多段なRF段の同調回路によりイメージ比は65dB程度とれています。
    しかし、R-392の動作は24Vで、26A6といった面妖な球が使われていて、その為電源ラインは通常の球式用とは別にラインが必要で少し面倒でした。しかしずらりと並んだIFトランスによる帯域切り替えは秀逸で、公称値は2kHz,4KHz,8KHzとなっています。
    何時もは4kHzポジションで聴いていますが、8KHz(実測では10kHz)ポジションで聴くAM波はいいですね。混信がない時にかぎりますが。

    付加回路としてはクリスタルによるノッチフィルター、ANLそしてLCの共振による音声段のフィルターです。
    JRC 1051Cには音声段にフィルターが装備されていて、その効きが具合がよかったので採り入れました。
    又IF出力バッファを設けたので、受信信号をオシロやスペアナで観測できます。
    AMだけでは寂しいのでSSBにもプロダクト検波で対応しています。

    さー次はオールウエーヴ受信機かなーーーーー。(生きてる間にできるのか?)

    みなさんお空でよろしく。

    de JA3JPR 善沢正博


2015/11/02 de JR1KQU 加藤欣一

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TR-1000いいですねー-JL1PSW 森谷さんより

JL1PSW 森谷さんより

    TR-1000の内部写真拝見しました。
    掃除されたとの事ですが、埃なく新品同様。

    ぴかちゅうランプ(うまい事いいますなぁ)と一緒に写ってる角形マイク、い~味出してます!

    古き良き時代のAMの声が聞こえてきそうな雰囲気です。
    大木さんがワックスかけてピカピカに生き返らせた気持ちわかります。

    (加藤註:ODGはこのトラセンで4台目だそうです。思い入れが強いんですなぁ、気合いが入ってます)

    イカサマアンテナ、いや、反則アンテナ、改め「くの一アンテナ」は7MHzは70Ωで共振、3757もSWR1.7とは恐れ入りました。

    目黒ジグザグアンテナに並び、新たなアンテナですね。

    私は屋上にトラップ逆Vを上げた時は、2日かけても3757はSWRが2以下になりませんでした。

いやいや、格闘2時間、7メガはフルサイズですから簡単にゆきましたが、実は3757は難しかったです。
半分室内アンテナ、外側も車庫の金属屋根のそばにエレメントが接近、どこをどういじっても3900kHz SWR 5から動かなくなってしまい、アナライザーMFJ-259Bでいくら同調つまみ回してもダメで、もう、これまでかと、思ったり、いや、何とかバンド内に共振周波数持ってきたい。その一心で、こうなりゃもう運任せです。周りと一体化して調整しかないと、山勘もいいとこ、切ったり、足したり数回、いきなしバンド内に突入、思わず笑っちゃいました。大変でした。ですから、本当に使えるか、謎が残っています。

2015/11/01 de JR1KQU 加藤欣一

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JO1ODG 局の、くのーアンテナ

JO1ODG局の7メガのアンテナは、先に図解しましたように、半分は室内アンテナ、外に展開されてるのは、8.65mの電線だけです。それは、目立たないものです。

ODGとKQU間は35km位でしょうか?7メガだと59でつながる事は年間いくらもありません。ところが3757だと59+で聞こえるとの話。しかし、反則アンテナにローヂィングコイル付けて、2バンドにできるかな?いやいくらなんでも無理だろう。

こんなアンテナでも7195だと北海道から九州まで飛ぶので、それこそやって見なけりゃ解らん、それがアマチュア無線だと。

2時間必死に格闘しました。

本日の調整の結果は写真のようになりました。



コイルは1.2パイのホルマル線を10m 38パイの掃除機パイプに密巻き、室内側7メガのヒゲ140cm 3.7メガのヒゲ185cm 外側 7メガのヒゲ62.5cm 3.7メガのヒゲ149cm 付けて、共振周波数 7173kHz SWR 1.3 70Ω 3754kHz SWR 1.7 29Ωとなりました。

外側は、以前のアンテナにコイル付け、ヒゲは庭のテトリスに引っかけ折り返し、庭と同化目立ちません。室内は当初回り縁に画鋲で止めましたが、うまく行かず、壁からコイルを離し、ヒゲを折り返しくねらせ、アナライザーとにらめっこ、二人で思わず吹き出しました。
これじゃ、くの一アンテナじゃないか!さすがは出身が甲賀忍者の里のJO1ODG局のアンテナです。

さてさて実際に電波は出るんでしょうか。

2015/11/01 de JR1KQU 加藤欣一

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TR-1000

JO1ODG局より、来年50周年迎えるTR-1000が動作するようになり、内部は埃を綺麗に掃除、ケースパネルはWAXをかけてもピカピカツルツルになったとの事見学に行きました。



うわぁ、まるで新品同様、内部基板は埃ひとつついてない。ラジカセの取っ手ピタリサイズのものがたまたまあり取り付けてありました。マイクは当時の純正品、取説まで揃ってました。ダミー代わりの豆球をつなぎ送信してみると、ご覧の通り光ります!マイクに向かってしゃべると少し明るくなります。

元々、今年のハムフェアで見つけ衝動買いしたそうです。7195のAMトランシーバーに改造するつもりだったようですが、ODGの技術力では残念ながら無理でした。動かなかったので、基板裏の半田面を、こて先細くヤスリがけして注意深く半田あげしていったそうです。目が慣れてきたら配線の外れている箇所も見つかり、動くようになったとの事です。

実に綺麗なTR-1000でした!欲しくなりました。

2015/11/01 de JR1KQU 加藤欣一

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JA4HPU 寄田さんから、7メガAM送信機の4号機完成のレポート

JA4HPU 寄田さんから、7メガAM送信機の4号機完成のレポートを頂きました。

    以前から取り組んでいた送信機、やっと完成しました。



    ファイナル4P55x2パラ、サプレッサーグリッド変調でキャリア出力100Wです。
    水晶発振6CB6、励振6CL6、マイクアンプ12AU7、変調6AR5シングルです。

    正面パネルは何の変哲もありませんが変っているのは7181Kcの予備水晶をパネル面に置きました。
    QSYの時に”アレッ7181の水晶はどこに置いたっけ?”なんて事にならないように。
    E-3型という大型の水晶ホルダーにサトー電気で買ったHC-18/U水晶と周波数合わせのトリマーを組み込みました。

    安全第一のため電源投入して4P55の起動時間60秒後に左上の鍵スイッチを回して、さらにプッシュスイッチを押さないと高圧が出ない仕組みになっています。 スイッチの鍵は局長の私しか持っておりません。
    高圧がかかると高圧注意を促す大型のネオンランプが点灯します。

    変調トランスは産業機器のジャンクに1次400V、2次200V/35mAというトランスがありました。
    電流が35mAというのが6AR5に丁度良い。 試しにインダクタンスを測定してみると1次が24H、2次が8Hあったので使ってみると良好に動作しました。

    高圧トランスの左上に取っ手がついていますが持ち上げるのに大変なので付けてみましたが便利です。
    アンテナコネクターの傍には7MHzに同調したゲルマ二ウムラジオを基板に組んで変調モニターとしています。

    4P55パラのサプレッサグリッド変調という製作例や資料が全くなかったため試行錯誤しました。
    ローカルのJA4BJI山下OMの助言を元に何とか100の壁を越えるという目標は達成できましたが、真空管AM送信機で100Wを越す事って思った以上に大変ですね。
    普通のプレート、スクリーン同時変調だったらえらい事になってました。

    自作、実験派なので、空でのおしゃべりはあまりアクティブではありません。それでも時々は賑やかしに出ますのでその節は宜しくお願いします。

    73 JA4HPU 寄田
    P.S.
      1~3号機までは電源と送信機は別々でしたが1000Vを越える高圧に安易な接続ケーブルを使うことは問題ありとして今回は電源内蔵としました。
      下手をするとシャシとシャシをさわったら1000Vに感電したという事も考えられますのでね。
      そのためシャシは重く、かなりびっしりと詰まっておりますので放熱対策が必要です。
      とりあえずは小さな扇風機でそばから風を当てていますが後にパンチングメタルでカバーをしますのでその時にジャンクのファンを付けようと思っております。


2015/10/30 de JR1KQU 加藤欣一

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JA1ATFのカード

JR1IVA 市川さんよりメール戴きました。

    HP アンテナシステム拝見。
    昔々ローカルラグチューをしていただいた懐かしいコールサインを発見、文通でもよく封書をいただきました。

    JA1ATF 田母上OMのQSLカードです。




JR1IVA 市川さんとは、1972年頃28.56とか28.6MHzのAMで交信してました。市川さんは相模原市で、お互い信号はあまり強くなかったと思います。
こちらは、なんたってTX-88AにJR-500S 50メガは7mHの3エレ八木に自作のクリコン付けて、21/28メガは傾斜型ダイポールでした。SWR計なんて持ってなかったですから、適当に電線切って、そのまま使っていたんですから、いい加減なものでした。

当時、広島の松本無線ジャンクセンター?で、放出品の水晶が特価であり、7140とか7150kcを4逓倍して使いました。SSBがだいぶ出てきた頃で、ローカルのOMから、君の電波は全く動かないねぇ~、凄い技術力だと冷やかされました。Hi

2015/10/30 de JR1KQU 加藤欣一

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CQ誌が毎月売り切れ!!!@東名電子-JP7CZE川辺さんのレポートです

CQ誌が毎月売り切れ!!!@東名電子-JP7CZE川辺さんのレポートです

    今月18日に、一時外泊した際、妻に車に乗せて貰っての買い物の帰りに、東名電子が見えてきたので寄って貰うことにしました。お目当ては、CQ誌の先月分,先々月分、それぞれ860円、760円と,100円ずつだんだん安くなるので。

    ところが、今月号が無い!
    森谷店長曰く、今月号だけじゃなく、ここ数ヶ月,その月の18日までに売り切れるんだそうです。
    それに、中古のリグ、TX-88A/D以外にも,AMの出せる真空管を使った送信機/トランシーバーなどは、出るとすぐに売れてしまうんだとか。

    もしかしたら、AMが出せなくても、ファイナルが真空管のリグも、そのうちバカ売れするかもしれませんよ、と伝えておきました。近々のCQ誌に乞うご期待、ですね。

    de JP7CZE 川辺孝幸

上記の件を、CQ誌の櫻田編集長に伝えたところ、泣いて喜んでました。これで、ますますAM関連記事の掲載に気合いが入りそうです。

2015/10/30 de JR1KQU 加藤欣一

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JA1HU 伊藤伝次郎様情報(2)

先に秘伝書公開していただきました、伊藤伝次郎様のオートダインですが、先日、お電話いただき「検波管を76にしました。JA3KGC 山之内様の電波がよく入ります。電力を3Wまで下げても聞こえましたぜ!」とのお話でした。近々ローカルのJH1OYO 小原様が見えるので写真撮ってもらいますからと、おっしゃってました。
すでに、小原様より内部の写真も克明に撮っていただき転送して戴きました。




う~ん なんという速さ!秘伝書では伊藤伝次郎様は88歳との事ですが、古い局名録によると、昭和4年生まれとなってますから、86歳ですか??

いずれにしろ、今回のオートダインは、非常に魅力的で、私も昔作ったオートダイン木製ケース、パネルが残してあるものですから、そのケースに入れて作ろうかとボンヤリ考え、昨日アキバにより16cmのスピーカーと、タイトのUZソケット買ったばかりですのに...




伊藤伝次郎様は既に改造、実際に、JA3KGC 山之内様と76のオートダインで交信されてるのをワッチしました。
エッエエ?なんと速い事 ビックリマンです。

検波管76のプレート電圧は36Vとの事、小原さんが実際に聴いたところ、良く聞こえていたそうです。
コイル周り、アンテナコイルをここまで、粗結合にするのがコツのコツなんですね。

2015/10/29 de JR1KQU 加藤欣一

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1969年製3.5MC AMトランシーバーの写真発見!

OMさんの開局の時のシャックの写真眺めてはいいなぁ、当時の写真があってといつも思っていましたが、先日、探し物してて、1969年、私が17歳の時作った3.5MC AMトランシーバーのネガを発見しました。46年前の白黒写真です。ファィナルは6GB6 変調も同じ球でハイシング変調。



受信部は3球スーパーでした。バーニャダイアルは50m/mのもの使いましたので、それから推察するにパネルの大きさは35×17cm位だったと思います。
水晶はシャーシー上に載せてたんでしょうか?実にシンプルなデザインですなぁ!

当時はローカル局も多く、この程度の簡単なトランシーバーで夜な夜なおしゃべりしてました。深夜12時から開局2時~3時位までやってました。BC-342改造のJA2IIN局は、よくラグチュウの合間にラーメンを夜食に作ってました。キャベツを刻む音がマイク通して聞こえ、お~今夜はキャベツ入りだなと。懐かしいですね。

写真がこれ一枚しかないので残念ですが、当時のレプリカを作ってみたくなりました。変調は、JA3KL 下原OMのやられている(レファレンスシフト変調)が、とても変調が深くFBなので、やってみたいと思います。下原様から回路図はすでに戴いてます。このトランシーバーはパネルの色が、ブルーだったような?なぜ、そんな色にしたのか?(単にホームセンターで安く売ってたからというJA1HU伊藤傳次郞氏と同じ理由では無かったことは確かだと思います...)

ローカル局にもトランシーバー作りを盛んに勧めていたように思いますね。

2015/10/27 de JR1KQU 加藤欣一

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JA1ATF 田母上OMがCQ誌に発表された 1982年2月号の同軸バランの記事

前記事で触れた、5D-2V 3m位で作った愛用の同軸バラン、JA1ATF 田母上OMが発表された CQ誌1982年2月号の記事ありました。33年も前の物ですので、かなり変色していますが、見えますかね?


都合4個作りました。1KW位入れてもヘッチャラです。コアを使わないので、特性もいいしVY FBだと。同軸5D-2V 3mとM型コネクタだけ買って、暇な時作っておくとヨロシイと思います。50メガで2エレヘンテナ使ってた時も使用したと思います。

なお、印刷は、個々のファイルを右クリックして印刷して下さい。

2015/10/27 de JR1KQU 加藤欣一

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T88UCパラオAMペディションのサポート用アンテナ整備

10/8付けでAM通信へのお誘いで、告知しましたように、JA9FIO 中嶋さんのT88UC (コールサインがいかにも怪しいアンカバですが) パラオAM DXペディションがあります.
そのサポート隊として 、アンテナ関係の整備をしました。

3.5~3.8 7から7.2MHz 加えて、ミニマルチのHX-52A (14/18/21/24/28/29の5バンド。実質各バンド2エレ) フロントゲインは4.9dBi 2.75dBdしかありませんのでダイポール相当のゲインだと思います。ローカルのOMさんより10年位使用のアンテナを戴いたものです。
アンテナの性能を実感するにはDXコンテストの時に参加して、パンチ力、いつもの常連さんとの比較等をしてみると、そのアンテナの実力がよ~く解ります。というわけで、何とか10/24~26のCQWW DX コンテストに間に合わせるべく準備24日のPMに組立初め組上がったのが夕焼け時でした 。まだルーフタワーを組立ててなかったので、とりあえず屋上鉄柵に足場パイプ4m物をUボルトで固定しておき、アンテナを平行移動させマストに固定すれば、なんとか手回しで行けるメドを付け、翌日日曜日早朝に完了。巧くゆき、しめしめと。

10/25 8時頃より試し打ち、まずまず飛びます。夕方にはヨーロッパ方向に向けテスト、いいですね! 落ち着いた処でMFJ-259Bで各バンド測ってみました。SWR 1.0 インピーダンス49~52Ω完璧ですね。



電話で問い合わせすると懇切丁寧におしゃべりしてくれる社長さんの自信作だけの事はあります。4本のエレメントが全てアルミ板でつながり、真ん中でクロスさせてあります。よくわからない構造ですが、飛べばヨロシイ訳で。なんでも会社の庭には御狐様が祀ってあり、その御利益でしょうか?!現在、社長さんつまずいて転んで、納期かかるようですが、おねいさん1人で切り盛りされてるようです。

パラオ方向の、サイパン グアム オーストラリア ニュージーランドとは楽々出来ました。パラオサポート隊としては、どのバンドでオープンしても、中嶋さんのAM電波ドドーンとキャッチしますよ~。

それと、9月の連休に調整しました、15mHの、3.7メガと7メガのダブル逆Vアンテナ。
3.7メガは上空から眺めると図のように菱形に展開してありますが、エレメントに3.5スケの太いアース線を使いました処、ご覧のSWR特性になり、カップラー無しで、3.5~3.8MHzまで300kHzに渡って使えました。???ダブルバズーカアンテナは?
給電部分で、3.7と7メガ結線、5D-2V 3m位で作った同軸バラン入れて給電しています。(同軸バランは1982年2月号、JA1ATF 田母上OMがCQ誌に発表されたのを作って、愛用してます。)



7メガはほぼまっすぐに展開出来ますが、屋上の広さが7m×2.5mしかない極小住宅の為、このやり方しか、考えられませんでした。
どなたか、太いアース線で逆V作り、再現性テストしていただけませんか? ちなみにホームセンターで@77/mでした。3.7メガで40m 3000円位です。

これで、7バンドAM送信機『麗人号』で、3.5から28まで7バンドAM送信出来ます。

年内に、準備してあるルーフタワー組立、マストてっぺんに50MHzのビームアンテナ載せて、8バンドAM出せるようにする計画です。50メガは来年発売50周年となる、トリオのTR-1000でやろうと考えてます。
    P.S.
    JO1ODGのアンテナですが、掃除機パイプに巻いたコイルと2m位電線つないで、3757出れるようにします、反則アンテナからW反則アンテナに変身です、だとさ。

      2015/10/27 de JR1KQU 加藤欣一

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パワースポットより秘伝書頂戴ーJA1HU 伊藤傳次郞様のオートダイン製作の秘伝書

 JA1HU 伊藤伝次郎様よりオートダイン製作の秘伝書を戴きました。

 SWLするだけでなく、実際の交信にも普通にオートダインを使用されてるのは伊藤伝次郎様だけです。私達がメーカー製のトランシーバーで聞くのと同じように、ごくごく普通にオートダイン受信機で聴かれているのであります。その秘伝を公開して戴きました。

     昔昔の0-V-2と1-V-2を製作実験研究?をしております。(実機の写真はJH1OYO 小原さんのホームページに載せてもらっています。http://www.maroon.dti.ne.jp/obrahdak/ja1hu.html)
     オートダイン受信機は昔から数百台は作ってきたと思いますが未だコレダという決定版は出来ておりませんHi。ですが私なりに下手ですが数作ってきた結果何となくオートダイン受信機の急所はこの辺だと解ってきた感じでございます。

     一般に言われているオートダイン受信機とは大分異なった結果が出ています。

     オートダイン受信機は、
    (1) 初心者向きだ!!
       それは、トンデモナイウソで製作には非常にテクニックと経験のいる受信機です。

    (2) A1、A3は受信できるがSSBは受からない!!
       それもウソでSSBも受信できます。

    (3) 検波管にHi-gm管を使えば高感度になる
       必ずしも高感度になるとは限らない。むしろlow gm管の古い6C6や6BD6クラスのlow gm管の方が検波効率と操作性が遥かに良いです。そして感度が良いです!!(注) 検波効率とはJA1HU局の造語

    (4) 高周波増幅すると高感度になる
       検波管が検波飽和する迄は効果が有るが、検波効率がピークを越すとムシロ悪くなり、特にSSB受信時には効果が薄い、むしろ高周波増幅無しか、減衰器の方が良い、変な高周波増幅はないほうが良い。

    (5) 検波管のプレート負荷にhigh インダクタンス又は、チョークを入れると感度が上がる
       これはlow gm(1200)管の場合は効果はあるが、gmが2000以上の場合はヒッシング等の害が発生しやすい。そして再生調整がクリティカルになり、操作性が悪くなり、極端な場合チョークコイルをはずし、抵抗負荷に変えた方が結果的に良い。またその折衷的にAFCCHを小さくしたり抵抗を直列に入れたりAFCCHに抵抗をパラにしてみたりする事も良い時があるRFCCHも同じようで中々の曲者である。むしろ抵抗からスタートした方が上手くゆく。

     等等で、全然一般にいわれている論とは反対結果であるのが、私JA1HU伊藤の約70年以上の実験結果であります。先人、諸先輩が本当に実験していたのかと疑いたくなる結果です。88歳ですが大ボケに成っていないつもりですHi・・・・



    JA1HU 伊藤傳次郞氏 秘伝のオートダイン受信機回路 PDF版印刷用はこちら


2015/10/24 de JR1KQU 加藤欣一

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開局前後の KC8EOS/JA2IIN 中西さん

JA2IIN 中西さんより会社の無線部のOB会の会報に載せた、開局の頃の当時のシャックの写真が残ってないとの事で素晴らしいイラストです。

中西さんは、私の一級先輩で兎に角工作、半田付けはうまかったですね!イラストもこんなに上手いとは知りませんでしたね。
開局して少ししてRXは作り直しましたし、TXは分解、当時は1週間でシャックの姿が豹変というのは当たり前の世界でした。当時の中学生ハムは一部の「金持ちボンボン」を除いてこんなもんでした。昭和40年の開局時のシャックに出ている力作の受信機は写真が残っていました。




机の下に、大型シーメンスキーのスタンバイスイッチは実に機能的です。

現在の7195AMの世界と同じ姿ですね。そのうち、昭和37年の0-V-1でもって聞いてますなんて局も復活されるやも!

あっ!すでに、いらっしゃいました。JA1HU 伊藤さんです。普通にDC受信機だ、0-V-1で聞いてますわ、良く入ってますぜぇ~とリポート送られてます。電波はQRPでガンガン飛んできますし、ハワイまで数Wで飛びました。あの時は、30分前までアンテナ張ってられたとの事、日本中がビックリタマゲマシタ。正にAM界のパワースポット伊藤伝次郎伝説、ここにありなんでしょうね。

2015/10/22 de JR1KQU 加藤欣一

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イタリア ローマのルシアーノさん

イタリア ローマのルシアーノさんから、質問が来てたのを、読み間違え、回路図はHPに載ってるから、見てくれと返信しましたが、よくみましたら、RX部のトリオS-Hコイルのインダクタンスを知りたいと言う事なんですね。
    From: "lucistel@libero.it"
    To: jr1kqu@yahoo.co.jp
    Date: 2015/10/16, Fri 02:31
    Subject: AM-3 Mikaeri Bujin


    hello! sorry for question.


    https://www.k-es.org/jr1kqu/JA2CW/AM-3.jpg



    i wont do this your rtx ..bat non have dati of bobine /induttance (for rx circuit)
    can you halp me?




    Thanks ..luciano Rome Italy
ネットで検索して、以下の返信をしておきました。
    Hello Luciano

    I miss your question sorry!

    RX coil S-H type but no infomation.

    Allmost same coil is S-B
    Ant coil 4.7uH OSC coil 4.2uH with core.

    you can see trio s-h coil internet.

    JR1KQU kippy
見返り美人号はイタリア人も感銘受けたんですね。
先に送ったメールには、貴方のAM送信機の写真送って下さいとリクエストしておきましたが、果たして?

2015/10/21 de JR1KQU 加藤欣一

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BC342改 by KC8EOS/JA2IIN 中西さん

KC8EOS/JA2IIN 中西さんより、アメリカ滞在15年で集めたコレクションの数々を少しずつ紹介戴いてます。何しろ、日本に持ち帰った、アメリカの各フェスで集めたジャンクがなんと段ボール60箱という莫大な量でありますので、時間がかかります。

AM電波聴くには、私の持ってる、BC-1004CやBC-342で聴くと実にいいものです。先日、JH1EAK 寺山さんも、BC-342のレストアが上手くゆき、AM電波聴くには最高ですねとのコメントです。

中西さんの力作ご覧下さい。

    今例の30年前の写真を探そうとPCの中のファイルを引っかき回していましたらBC342改の写真が何枚も見つかりました。
    実物は大分前に作ったものですが、まだ箱に入ったまま別宅に眠っています。HI

    BC342改というよりも主要部品を使って作り直した、という代物です。球はMT管、回路はオリジナルとは全く異なります。感度安定度は申し分ありません。上限の周波数でも超安定です。

    回路は10球、高2中2です。

    18cmX18cmくらいのスペースに球6本(実際は複合管があるので9本分)分、つまりRF以外の全部の回路を配線するので、結構大変でした。

    それと局発のコイルパックを視て頂くとわかるとおり、これが安定度の秘密です。ここだけはオリジナルで少ししかいじっていません。

    製造は1942年(昭和17年)で、ケースパネル他は全てペイントを落として、再塗装してあります。

    八重洲のリニア(FL2100B)より重いです。

    BC342の上に乗っているのはクリコンです。これで21,28MHZを受けます。3MHZに落としていますがちょっとゲインオーバー気味だったように記憶しています。

    このRX,マンションの方に持ってきたいのですが、もう置く場所がありません、、、。

    ご参考です。



    DE JA2IIN/中西

2015/10/21 de JR1KQU 加藤欣一

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JA9FIO 中嶋さんより、楽しいお知らせ

昨日、パラオのライセンスが届きました。T88AM,T88PPとも駄目で、結局・・・穴狙いのトヤマのパッパラパーなアンカバーだよ!になりました。一年有効のコールですが(更新せず再度新規狙いも考えられる)再来年続けて行く事も考えておりませんのでこのコール
T88UC
で遊ばさせていただきます。
まぁ、一歩ずつ前進していることは事実です。相変わらず、コンディションが悪いことが気がかりです。

73 de JA9FIO 中嶋

(21MHz 28MHzのAMも出せるようにしておいた方が良いですね。私は、麗人号再起動、絶好調!3500~3800 7000~7200kHzは何処でも出れるように調整しました。詳細は11/19発売QEX JAPAN No.17に掲載予定。14から28MHzは5バンドHB9CVを上げてそなえようと計画しております。KQU談)

2015/10/08 de JR1KQU 加藤欣一

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T88AM パラオからAM電波発砲予定!

 JA9FIO 中嶋さんが、戦没者の慰霊と、パラオからAM波でDXペディションの準備に入られました。

 9/19発売、CQ誌10月号、AM通信のカラーページで、怪しげなデカイコイルをぶら下げてる勇姿で、ご登場です。
すでに、現地のコールサインは申請されたようです。希望を出して、現地の役所で指定してくるようです。候補として、T88AM (説明の必要はありませんね!) T88PP (パラオパラオ)他、10個ほど希望出されたようです。現段階の情報が届いてます。

①時期
 コール申請後渡航ですから2015/12 ~ 2016/2 の間です。
 ちょうど乾季にもあたりますし。
②バンド
 AMのサービスを考えると3.757M 7.195M 28.305M 50.550MHz あたりを考えています。
 14M 18M 21M 24M ってAMで出ていいんですよね?(空いてりゃかまいません!)
 とはいうものの、HF-AM同好会のメンバーで14-50Mのアンテナを持っている人の割合がわからないし・・・。
③その他
 狭い島ですから、他のDXバケーション客とのバッテングも考慮に入れQRV情報を収集する必要があります、しています・・・。
 (最悪、どうでもいいですけど・・複数同時QRVですと日本側が混乱するかも)

 日本側は、大丈夫ですが、パラオコロール側で、レンタルシャック使えるか?、グアムの時のように、自力でアンテナ立てるか?これは、大変だと思います。距離的には、グアム2500km パラオ 2900kmですから、7195で十分できると思います。

 稲刈りも終わりましたので、会社で仕事をせずに検討しています、との事であります。

2015/09/16 de JR1KQU 加藤欣一

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JG6WRDのQSLカード届きました

 JG6WRD 国本さんから待望のQSLカードが、12枚も、8月末JARLから届きました。



 国本さん、お手製のかわいいカードです。何種類も製作するは大変だったと思います。戴くほうは楽しみですが。

 順次、発送されると思います。楽しみですね。

2015/09/16 de JR1KQU 加藤欣一

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2015年ハムフェア報告

 ちょっと(管理者の都合で)遅くなりましたが..,2015年ハムフェアの報告です,

 2015年ハムフェアは無事に終わりました。

 地方よりお越しの皆様、暑いなか、本当にご苦労様でした。

 今年は、ブースは、JA9FIO中嶋さんと、JJ7GNQ 浅野ファミリーで、井戸端会議3757kcなる休憩処を運営していただき、歩き疲れた皆さんのオアシスとなり、大変助かりました。無料、珈琲サービスはありがたかったです。
 ありがとうございました。

 今年は、来場者が多かったですね。団塊世代の大量退職で、時間のできたOMさんたちが、面白い事はないかと、そぞろ歩きが目立ちました。

 なかでも、我々グループの楽しみとしています、懐かしいAM送信機のレストア、改造、新作製作までは、なかなか出来ないが、懐かしがる事を目的にしていると思える展示がいくつかありました。トリオOBのブース、昔の88Dラインナップの展示、また、メーカーブースでも、戦前の様子から、懐かしのパネル展示など、懐かしさ求めて、そぞろ歩き人の要求を満たす展示も増えてきました。

 私も思い当たるんですが、歳ですから、今から頑張ってQSOしたり、自作をするという元気まではなくて、ただ懐かしい想い出に浸りに来てるだけって人も多いのだろうと思いました。

 7195AM通信の皆さんのように、元気なOMさん達なら、自在に腕を振るえますが、いざ、やろうとすると、中々、腰が上がらないもの、大半の興味ある方は、そうじゃないでしょうか?少年時代には、体が先に動いてましたが。

 そんな事をふと思ったりしました。

 恒例の懇親会集合写真は、吹き出しで、コールサインを、JR1BPR 西野部長にお願いしました。またまた、プリントアウトして、シャックの壁に貼って、QSOの時の楽しみにされて下さい。



PDF版


 今年は、懇親会のあと、晴海の東京海員会館を、JO1ODG 大木さんの世話で、10人泊まり、情報交換、売ります、買いますも盛んに話が盛り上がりました。安くて、きれいなホテルでしたが、深夜~5時まで、クーラーが止まり、不快でした。前日、急に温度が下がったので、設定を間違えたような感じでした。



PDF版


 有志がQRPの7195トランシーバー作って持参、ホテルの8階と5階で、お試し運用もでき、作ってきた甲斐があったと、感激しました。


2015/09/16 de JR1KQU 加藤欣一

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秋葉原周辺のパーツ屋で,珍しいもの2点、見つけてきました

 秋葉原周辺のパーツ屋で,珍しいもの2点、見つけてきました。

□一点目



 秋葉原で珍しいもの見つけました。
 日本製のようです。ラジオデパート3Fの塩谷無線にぶら下げてありました。480円。
 クリスタルマイクじゃなく、セラミックかなと思いつつ試しに買って来て、ネジ外しましたら、ロッシェル塩は使ってないような?だけど、アンプにつないで聞いてみると、クリスタルマイクの音です。
 AMが流行りなので、メーカーさんが復刻販売でしょうか。JAPANと後ろに刻印されてました。

 塩谷無線は日曜日休みです。
 真空管用2.5mHのRFCも入荷してました。

 ハムフェアにお越しの皆様、せわしないですが、土曜日に行かれて下さい。

□二点目
 御徒町駅そばのアイテンドウに、2cm角のDSPラジオを買いにゆきました。

 ポリバリコンの背中合わせに基板がついており、中波のバーアンテナの代わりに400マイクロHのインダクタ付けると、7000~7200のAM受信機が出来ます。
 モデルが444と443とありますが、443のが、気持ちサイズが大きく、扱いやすそうなので443にして、ポリバリコンの延長シャフトも買って来ました。

2015/08/19 de JR1KQU 加藤欣一

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加藤 孝 JH1BXH OM から,9M6でのQRVのリポート

加藤 孝 JH1BXH OM から,9M6でのQRVのリポートいただきました。

     8月1日、2日と9M6/JJ0KRDでQRVしてきました。
    300局ほど交信しましたが、AMも出てみようかと思いましたが、どなたもいないようでしたのでSSBで出ていました。
     TS480HXを持って行きましたが、これで十分でした。
     リグは置いてきました。

     AMをされている人がいるようでしたらまた出てみます。

    de 加藤 孝 JH1BXH・JJ0KRD

とのことです。7MHzは、現在コンディションが悪く、通信には適さない旨お伝えしました。

 秋には、カリブ海にもペディションにゆく予定との事ですが、コンディションがあまり期待出来ないかもですね。

 DU(フィリピン)に行ったとき、キュビカルクワッドを教えてきた処、CBの連中が真似してつくり、ヨーロッパとかなり交信できたそうです。

2015/08/12 de JR1KQU 加藤欣一

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AM界の皆様には、大変ご無沙汰しておりました

 AM界の皆様には、大変ご無沙汰しておりました。

 梅雨明けとともに、暑い夏が急にやって参り、無線どころじゃないですね。運よくだか、お空のコンディションは変な様子ですね。

 さて、7/21にはハムフェア2015 自作品コンテスト入賞作品の発表がありました。詳細は、←(「発表がありました」の部分)をクリックして、ホームページを出して、ハムフェアの絵の下の方に、自作品コンテスト結果をクリックすると、素晴らしい作品が飛び込んできます。2015自作品コンテスト規定部門は7MHzAM送信機(トランシーバーも含む)でした。

 最優秀賞:  JA9YZ 島田さんのコンパクトPWM 200W AM送信機
 優秀賞第1席: JA8CXX 高野さんのAMQRP送信機
 優秀賞第2席; JL1PSW 森谷さんのAM QRPトランシーバー山櫻号(真空管式)
 優秀賞第3席:JR8DAG 菅野さんの、40mQRPトランシーバーです。
 デザイン賞; JH2UIN 高山さんのゲート変調AMトランシーバーです。

 惜しくも、入賞は逃しましたが、規定部門には9人の皆さんの力作が紹介されています。自由部門には、おっと~JR1KQU加藤欣一くんの得体の知れない小箱が載ってますね。
 皆さん素晴らしい出来映えです。選外の方の作品も、今後、CQ誌、7MHzAM通信へのお誘いのカラーページで、順次ご紹介させていただきたいと考えていますので、どうか、写真提供などよろしくお願いいたします。

 ハムフェアのブースの抽選会も終わり小間が決まりました。

 去年、JA9FIO中嶋さんが2小間AMのブース出していただきまして、お陰様で大変盛況で御座いました。忙し過ぎて、じっくり他のブースみる暇もない。2日目は急に人がまばらになり暇になります。
 欲張って、皆さんの写真を100枚貼りました。画鋲が一枚に4本、100枚だと400本外さないと、大変でした。
 それで、今年は、御勘弁をお願いして、J-56 井戸端会議3757kcということで、JA9FIO中嶋さんと、JJ7GNQ 浅野さんにお願いする事になりました。
 場所は去年と同じ辺り、トイレの前、端っこになります。
 近くには、J-46 6mAMロールコールグループ J-49 JVみなこの梅鉢技研 C-61に、3エリア6mAMロールコールグループ(JA3XQO竹中さん) C-67に鬼怒クラブ(JH1MDC 小川さん) 少し離れて、C-16 TRF (富士山一郎さん) 後、去年隣り合わせで、1人で頑張ってられた、JR8DAG 菅野さんのブースもあるはずです。

 偶然にも、AM関連の皆さんのブースが近いですから、あちこち情報交換楽しいと思います。

 そんな訳ですので、歩き疲れましたら、エスカレーターあがって、直進、ローソン前の休憩所か、井戸端会議のブースで、珈琲サービスもあるようですので。
 7195AMのQRPのトランシーバーを2箇所に設置、上と下とで、連絡取れるようにしたいと思います。内臓ホイップアンテナで飛ぶと思いますが、後、そのトランシーバー使って、ミニフォックスハンティングやろうかと考えてます。ポケット受信機お持ちの方は、持参いただくとFBかと思います。

 JA2PEZ 野口さんのご厚意で、景品を協賛いただいております。

2015/07/25 de JR1KQU 加藤欣一

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CQ誌6月号について

 AM界の皆様には、いつも大変お世話になっております。

 この連休中、CQ出版社は、引っ越し作業でてんやわんやでした。毎月の、カラーページによる、各局のご紹介は、JA1FT 綿引OMより、2017年のスプリアス規制をクリヤーできる、フィルター実験が上手くいったとの連絡をいただき、JL1PSW 森谷さんに家庭訪問していただきました。このフィルターを搭載すれば、心配なく、自作が楽しめるというものです。

 そして、そして、富山パワー炸裂、球と鉄の塊の自信作 JA9JQC 明井OMとJA9CJE 東OMの迫力作品をご紹介です。

 実は、6月号では、2月号で登場の、JA2CW 浦澤OMの 『見返り美人号』の製作記事が、堂々の7ページで『見返り美人物語』として登場です。
 私自身も17歳の時、3.5Mcのトランシーバーを作り、ローカルラグチュウに明け暮れてましたので、非常に思い入れが強く、浦澤OMの、製作ノウハウを伝授、公開していただける日を待ち望んでおりました。



中身については こちら をご覧下さい.

 櫻田CQ誌編集長のコメント、「浦澤様が渾身の力を込めて製作された見返り美人号に後押しされ,今回は思い切って記事デザインにこだわりました。これまでのCQ誌掲載の製作記事にはない斬新なデザインに仕上がったと思います。」との言葉通り、アール・ヌーボーを思わせるイラスト文字にデザイン、見返り美人が重なって絵の中に同化される、本の表紙そのものの、ページから始まります。

 通常ですと、回路図は、専用トレースし直して掲載するんですが、今回は、JA2CW 浦澤OMが、水魚堂のソフトを1週間かけて使いこなされ、書かれた回路図そのものを採用させていただきました。何から何まで、浦澤OM渾身の物語です。
 すでに80歳の大OMに、ここまで、AM界の後輩の為、書き下ろしていただけるとは、AMトランシーバー製作を計画中の皆様には、バイブルであります。私も、トランシーバー製作したい気持ちがムクムク沸き上がって来ております。

 見返り美人号ほどの完成度の高い作品作りはなかなか出来るものではありませんので、編集長に無理を言いまして、なんと、メーカー製無線機、DXペディションの写真を抑え、ご覧のように、6月号の表紙写真は、「見返り美人号」です。5/19 発売です。買って、損はありません。
 アマゾン通販で頼むなり、本屋に走るなり、是非とも、AM局のシャックに1冊!!

2015/05/11 de JR1KQU 加藤欣一

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私の整体体験リポート

 今日は、私の整体体験リポートをお伝えしたいと思います。

 1978年より、自営業をやっておりまして、間もなく37年になります。職住が同じですから、通勤時間は0、DXやるにも都合が良かったので、たいした健康法もせず、生活面で困る事もなかったので、何となく過ごしてきました。

 しかし、60を過ぎるようになって、膝が痛くなり、大病院の整形外科で見ていただきました。
 問診とレントゲンでは、関節が減ってるわけではないと、体重を減らし、膝の周りの筋肉を鍛えて、カバーしなさいと言われました。一向に回復しないので、別の病院にいきましたら、痛み止めのロキソニン投与だけでした。1日3回飲めば、ケロッと痛みはなくなり嘘のようでした。あまり飲まないほうがいいと、お医者さんには言われました。その後、少し体重減らせて、薬飲まなくても痛くなくなり、ヨシヨシと。そうこうするうち、今度は右足の付け根、お尻の方の筋肉に違和感あり、日によって、片足たちが出来なく、歩行困難をおこしました。ただの、運動不足では無さそうだと、それに、仕事柄、同じ姿勢で長時間やる事で、背中の筋肉がバキバキ状態になっていました。

 整形外科に行っても解決しない訳ですから、意を決して(オーバーな言い方ですが)、7195AMで、お友達付き合いさせていただいてる、JH3EBM/1の佐竹先生に相談、施術をしていただく事になりました。
 1時間、それは、みっちり、しっかり丁寧にやっていただき、よみがえりました!という感覚、スッキリシャッキリ、リフレッシュできました。

 若い内から、多少の事は、気合いでなんとか、クリアーできるとの信念で、やってきましたので、整体、針などいった事がありませんでした。メンテナンスは必要なんですね。施術中、あまりの気持ちの良さに、今、どのような事をしてると、解説しながらやっていただきましたが、一晩寝たら、すっかり、忘れてしまいました。施術をどのような経緯でやっていただいたのか、お忙しい所、再度、解説いただきましたので、披露したいと思います。
 古い無線機には、レストアが必要なように、人間、60 70 80年と歳を重ねる内に、歪んだ所を元に戻す、レストアは必要です。膝、腰、お悩みの皆さんは多いと思います。元の元気な身体になって、製作意欲モリモリになっていただきたいと思います。
 以下,JH3EBM/1 リフレ健康館セラピスト 佐竹 功さんの解説です。



     昨日の整体は、加藤さんの症状が坐骨神経の圧迫を伴った腰痛の症状ではないかと考えたために、脚の可動域を調べ、骨盤ゆがみを確認し、おそらく腰痛解消の施術で改善すると見込みましたので腰痛の私流の整体をいたしました。

     ただし、私は民間資格なので、診断行為、医療行為は法律違反になりますので、診断ではなく、私の経験に基づく考えです。
     各整体院ごとに独自のやり方がありますが、私の腰痛解消方法は基本的に昨日のようなやり方です。
     ギックリ腰の場合にはまず痛みを取る別の応急処置の施術をいたしますが。

     私の整体は私の先生から学んだことが基本ですが、いろいろ勉強して様々な手法を取り入れています。
     特に指の押さえ方は基本的に私が納得している英国式リフレクソロジーのやり方です。

     私の整体の先生のやり方ではちょっと乱暴な手法なのでそのとおりはやっていません。リフレクソロジーのやり方のほうがお客様に優しくかつ深い刺激が加えられますので。
     企業秘密というほどのおこがましい様な特別な手技ではないのですが、あまり細かな手法の紹介はできかねます。すみません。

     私は腰痛を解消する一つの方法として仙腸関節(お尻の真ん中の仙骨とその両端にある腸骨の間の関節)にあそびを復活させることをメインにしています。その上で骨盤矯正をかけております。女性の方にはさらに猫背矯正、肋骨矯正、OX脚矯正、小顔矯正、ウエストを細くする矯正をかけております。産後骨盤矯正もしています。

     腰痛も含め様々な、頭痛や股関節痛、ひざ痛の場合も、お客様に緊急性がなければ、その前準備として全身をほぐしています。例えば脊椎周辺の筋肉をほぐし、肩こりもほぐし、腰椎やお尻の筋肉、ふともも、ふくらはぎの筋肉をほぐしておきます。
     ふくらはぎの筋肉をほぐす前に例の「らせんそう流法」を入れています。この方法は北海道におられる米澤先生の「戦場式闘整体米澤流らせんそう流整法」です。

     米澤先生自身がひらがなで「そう流法」と記載されておりますのでそのように記します。足首にらせんの回転を加えることによって、足から頸椎までらせんの回転が加わり、内部の筋肉からほぐれていき、疲労が取れやすくなる中国の戦国時代からある整体です。
     こうすることで脳から出る脳脊髄液はもとより、血行やリンパの流れも改善しますのでお客様の自然治癒力が上がります。

     この前準備が終わってから、目的の部位の痛みを取る施術に入っていきます。

     以上です。すみません。簡潔に説明できませんでした。こんな感じでやっています。

     明日は、月曜日で定休日なのですが、捻挫のお客様のところに明朝行ってきます。

     私のホームページは http://victory-refle.com/です。クチコミサイトのエキテンで「整体 東金 求名」で検索してくださるとエキテン版の「Victoryリフレ健康館」のサイトが見られます。

     よろしくお願いいたします。

    リフレ健康館
    セラピスト 佐竹 功

 らせんそう流整法は、不思議な感覚でした。三国志の諸葛孔明が編み出した方法かもしれませんね。よく、マッサージしてもらうと、揉み返しがあるといいますが、全くありませんでしたね。

 私は、自分で体験した事しか信じません。佐竹先生は、間違いなく本物であると思います。無線関係の資料の多さに感心しましたが、整体関連の書籍はかなりあり、人間の骨格、筋肉、リンパの流れ等、総合的に研究して、編み出した独自の施術だと思います。

 本当に楽になりました。 合掌

2015/04/27 de JR1KQU 加藤欣一


※ 管理者註:
 JP7CZE 川辺です.
 症状的には,まるっきり神経系の凝りであっても,原因は全く違うことがあります.
 私は,首から腰にかけて,背骨はわりとヘルニアを起こしやすい体質(?)で,足先のしびれを伴う腰痛や,指先や二の腕の神経の痛みを伴う背中の痛みが,仕事が込んでいる時などに,たまにおこります.
 12月位から背中から腕にかけての”凝り”が始まり,だんだん神経の痛みが強くなって範囲が広がって行きました.私も,そういうときには知り合いの整体師のところに転がり込みます.
 ところが,今回は,もみほぐしてもらって一時的には良くなるのですが,2~3日経つと元の木阿弥.
 これはおかしいということで,整形外科へ.レントゲンを撮って,確かにヘルニアが観察出来るわけできるが,治療を進めるために,大病院でMRIを撮像してもらったところ,全く違う原因が発見されました.第2・第3胸椎のところに,マルっぽい影が.悪性腫瘍?が腕に出ている神経束を押している様子が発見されてしまいました.
 結局別の総合病院(山形大学付属病院)を紹介されて,検査と治療.サンプリングによる生検の結果,縦隔組織という左右の肺を分ける組織に出来た扁平上皮癌であることがわかりました.幸い他の場所への転移は見つからず.
 現在,5週間の放射線治療と化学療法が終わり,小さくなった段階で,5月19日に摘出手術の予定です.

 という場合もありますので...

 なお,下の記事で,”入院のためにラジオが必要”という理由は,上記の通りです.また,サンプリングの際に,声帯などをコントロールする反回神経が一部麻痺していて,声がほとんど出ませんので,A3/A3Jは無理...ということでこれを機会にCWを覚えるのもありかなと思ったりもします.

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使用リポート-謎のTECSUN PL880の実体に迫る! by JP7CZE

 中華製SWLラジオに関して,確かQEXでJA2PEZ野口さんがTECSUN PL-660に関する使用レポートですばらしい性能であることを報告されていたと思います.

 今回,私は事情で平日は入院して金曜日から日曜日の夕方まで自宅に戻るという生活をしていまして,病室では携帯やスマホはOKなのにパソコンはダメ,になっていたので,なんかおっかしいなあとブツブツ言いながらお許しを請うたところ,OKをいただきました.もっともPCが使えてもネット環境が無いと価値は半減以上.そこでついにWiFiルータを購入して,快適なネットワーク環境も手に入れました.

 一方,無線は...アンテナを張るわけにも行かず,声を張り上げることもならず,当然ながら全くダメなわけですが,せめて聞くだけでも,ということで,野口さんの中華ラジオの件を思い出し,ネットで検索したところ,「通信型受信機とSWRラジオは何が違うか」を論じたページがありまして,簡単に言うと,

  通信型受信機:アンテナが無ければタダのガラクタ
  SWRラジオ:単体で枕元に置いても,電波を音に変えてくれる優れもの

 というわけです.

 こりゃ,もう買うしかない.

 そこで,野口さんの PL-660を買おうと思ったところ,PL-880というのが2013年12月に発売になっているということですが,なんとなく新しい方が機能が洗練されているかも,ということでPL-880をゲットすることに.
 しかし,日本のショップではほとんど扱っていないか,扱っていてもべらぼうに高い.ので,eBayで送料込みで19500円のものを今週月曜日にポチり,昨日GETしました.

 早速届いて梱包から取りだした現物がこれ.ビニールレザーのポーチに入っていました.
 大きさは,ほぼFT-817と同じ.予想はしていましたが,図体はでかい!



 早速の使用感・・・通信型受信機としての,です.

 はっきり言って,非常に良好です.

 朝4時前,自宅部屋の中から約1mのホイップアンテナを伸ばして7MHzを聞いてみたら,聞いてみたところ,RN6なんちゃらが耳RS59で聞こえていました。
 自宅の屋根はトタン、壁には断熱材のアルミ箔、南向きに窓があるだけですが、1mのロッドアンテナだけで。FT-817,IC-7100に同じ長さの線繋いだって、聞こえる訳ありません。

 4時半頃,自宅から350m南西の,東名電子の小林社長さんが4エレフルサイズのアンテナに1kWで,ヨーロッパの局を相手に交信していました.アンテナからはちょうどサイドの位置関係になりますが,当然59+60dB位.
 彼の送信中は,さすがに前後6kHz位は混変調が入りますが,それ以上前後20kHz位が抑圧を受けるだけ.数10kHz離れると,全く影響無しでした.

 また,6時頃,7MHzSSBでクラスターに上がっている移動局は,北海道から鹿児島まで全て聞き取ることが出来,感度的にも問題ありません.なんか,マイクを繋いでコールしたら,一発で拾ってもらえてしまうような錯覚に陥りました.

 7195のAMも,JA9CJE局とか,JH1EAK局とか何局か聞こえましたが,非常にクリヤで明瞭.SSBで聞くより了解度は同程度な感じで,聞きやすい音です.

 さらに,今日の21時頃,7180と7181でお互い譲らずにグループ局同士がそれぞれにSSBで仲間同士のラグチューをおこなっていましたが,どちらに合せても,かぶりも気にならずに明瞭に聞き取ること出来ました.

 チューニング操作は,おもにキーでの数値入力とダイヤル操作がメイン.
 ダイヤルはメインとサブの2つがあって,メインはSSBだと1kHzステップ,サブは10Hzステップ.
 現実に7MHzで使う場合には,メインは500Hzステップがあった方がいいように思います.でも,周波数の同調は取りやすいです.

 もう一点,操作に関して,SSBモード(USBまたはLSB)にしていると,バンドスイッチのアップ/ダウンをおこなうと,アマチュア無線バンドを上下してくれます.
 ただし,通信型無線機と違うところは,7MHz以下はLSB,14MHz以上はUSBというのが世界の流れ.しかし,LSBで聞いていたバンドからバンドを上げてもLSBのまま,USBの場合も同様にバンドを下げてもUSBのまま.さすがは中華というべきか...

 あと,Sメーターが無い...というか dBμ 表示なんですね.
 S換算しないと...ではありますが,もともとSは耳S=相対値だったわけで.

 ということで,充分に満足できるリグです.

 そういえば,もう一つ,”欠点”といえば”欠点”部分.メイン/サブダイヤルともに,パルスの出る速度が遅い感じで,早回ししようとすると,逆にぱらぱらとしか進まん,ということになってしまいます.適度な速度で回すのが周波数を速く変えるキモになってしまいます.
 それと,メインダイヤルをグリグリしようとすると,親指の腹で音量ダイヤルを回してしまうことがあります.

 おまけですが,現在声帯の関係で音声がちゃんと出ないのですが,IC-731なら過変調だ程度の指摘を頂くのですが,IC-7100の場合には,周波数がずれてるとかぐちゃぐちゃで全く取れないという指摘を頂いています.アナログとデジタルの違いなのか.
 で,IC-7100の出力を最小にしてAMで送信し,ロッドを縮めたPL-880で,まずは周波数チェック.受信側でLSBにしてもUSBにしても周波数ずれは無し.SSBにして送信して,イヤホンで聞いても問題無い感じ.こんなテストにでも使えます.
 IC-7100の方は,明日また,東名電子の社長さんにでもモニターしてもらってレポートもらおうかと思っています.

2015/04/25 de JP7CZE 川辺孝幸

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最近の7MHz夜のコンディション&PL-880使用リポートを...

 おはようございます。

 いやや、夜間帯コンディション最高の為、今週から、7181夜会を開いております。
 昨夜は20時すぎから、JP3EAN 山添君のロールコールがありました。いつも7190ですが、大陸放送の混信で当初7181でやってたようです。その後7177にQSYしてやってたようです。

 夜会は半分居眠りしながらやってましたが、23時頃まで皆さんやってられたようです。

 ところで、中華ラジオの凄いやつが現れました(とは言っても1年半前ですが)。『謎のTECSUN PL880実体に迫る!』と、題して、川辺さんのリポートお願いします。

 今晩の7181夜会の様子を聞いてもらってからでも結構です。
 おそらく、アマチュア無線機?としての日本初の使用リポートだと思います。

 久々の投稿でした。

2015/04/25 de JR1KQU 加藤欣一

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QRPpの金字塔JA1KXS橋本OMより

 QRPpの金字塔、JA1KXS 橋本OMより、ビックリニュース!!

 QRPp、ついに 3桁から2桁の時代に突入か!驚きましたね。

 よくも、レストアされたものだと感心することしきりであります。400mWでも、すごいなぁと思っておりました所、サンダース軍曹がお出ましになるとは。
 詳細は、橋本OMがまとめられてますので、紹介させていただきます。

 実は、2/22 関東は小雨ふる寒い日曜日、JO1ODG 大木さんは、自作400mWトランシーバーを自転車に積み、埼玉は見沼区の芝川の土手から、ツェッペリンアンテナ6mHのコンビで、午前中1.5時間の運用で10局ほど交信できたと。寒くてすぐに撤収されましたが、夕方のコンディションが開けるのを待てば、あわや、1dayAJD出来たかも?!という位、400mWで普通に来てました。私の所でも57~58位でずっと聞こえてました。水面効果もあったんでは?
 この日、夕方には、JA6GYU 阿南さんの45mWのAM波が、東京の渋谷で、時折聞こえてましたとのリポートもありました。こんな、QRPpの波が飛んでくるとは、実に愉快です。
 折しも、2/22と言えば、JA1HU 伊藤伝次郎先生が、ハワイとQRPで交信成功されたんですね。

 またまた、橋本OMに、皆さんの知らない世界を見せていただきましょう。お見事です。


    電池管シリーズ3
    「チェックメイトキング2こちらホワイトロック」甦るコンバット無線機 BC-611
    70年前のトランシーバBC611レストア完成しました

    2015.03.01
    JA1KXS 橋本 晃



    1945年製 BC611


    1945年の表示



    電池管5球の内部

    主な特徴:
      周波数は3~6MHzの送受水晶1ch固定AM方式
      受信部は電池管5球の高1中1
      送信部は14回路2接点のスライドSWで受信回路を送信回路に切替える。
      電源はA電池1.5V B電池103Vで、ロッドアンテナを伸ばすと電源on
      通達距離は1マイルほどです。

      第二次世界大戦中に小隊で使用された近距離連絡用の無線機だそうです
      戦後に日本でも警察や警察予備隊でも使用され、国産のJBC611も製作されたそうです。

    レストア内容:
      周波数を7195KHzに変更
        アンテナコイルとタンクコイルを7MHZ用に自作する
        水晶は7195KHZと7650KHzはサトー電気で購入
      コンデンサー、抵抗はほとんど取替(Cは絶縁低下、Rは抵抗値が2-3割高い)
      電源sw接触不良のため取替、送受切り換えswの破損接点もリレー接点を利用して修復
      B電池は 105V のため DC-DCコンバータを製作(単1乾電池3個 4.5V で 105V 出力)
      外部アンテナターミナルを製作して固定アンテナを接続可能とした。
      (ターミナル出力は20mW程度でした、)

    テスト結果:
      3月1日16時ごろ JA3OMK 中田OMが59++で聞こえていたので
      試しに呼ぶこと数回、雑音の中なんとか受信していただきました、中田OMの耳の良さに感謝
      その後 7L1ETS 大久保OMよりこちらも受信できていたとのレポートいただく)


    右 3885KHz 用オリジナル部品
    左 7195KHz 用送受水晶と自作したANTコイルとタンクコイル

    C・R類の取替と14回路2接点スライドSW部
    スライドSW修復(リレー接点利用)

    自作DC-DCコンバータ
    (単1電池3個 4.5V で 105V 出力)
    外部アンテナターミナル装着と内部




    PDF版


2015/03/04 de JR1KQU 加藤欣一

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CQ誌3月号とQEX NO.14 2/19発売

 寒い日、暖かい日、だんだん春が近くなってきました。3月には、9エリアに新幹線が開通、楽しくなります。

 さてさて、2/19には、CQ誌3月号と、QEX No.14が発売となります。秋葉では、店頭で、お願いすると、奥から出してくれるようで、JO1ODG 大木さんは、本日、2冊とも入手されたようです。

 CQ誌は、9エリア 神通クラブの皆さんに登場いただきました。楽しい内容になっています。

 QEXの方は、待望のJR3XUH 吉田さんの、813送信機811PPの変調器、すでに10年余りたっているんではないかと思いますが、初期AMの時代から、熱心に活躍されて、我々をAMの世界に引っ張っていただいた、珠玉の送信機製作記事、8ページです。
 あまりの大作に、調整編まで、載せきらず、次号に続きます。お原稿は、去年の夏に執筆いただき掲載の運びとなりましたが、現在、お仕事が大変忙しくなっておられ、今では、とても書けないと、吉田さんのお話であります。

 艶のある、深い変調で100W送信機製作計画中の皆様には、大変参考になる内容です。

 それから、JH8SST/7 八柳さんにPWMのまとめを執筆いただきました。こちらは、10ページです。

 最後は、仙台のJJ7GNQ 浅野さんの、G5RVの実際のたて方、展開の仕方について、去年CQ誌で、紹介のG5RVについて、展開の仕方について、なかなか、真っ直ぐに張れる恵まれた方は少ないので、その点の質問が多かったので、実際に実験をやった上でのデータですから、心強いですね。

 QEX JAPANの方は、本屋さんに置いてないことも多く、注文になりますので、不肖、私が内容について、お知らせさせていただきました。

 この、AM通信へのお誘いを管理していただいてる、JP7CZE 川辺さんから、最近、CQ誌で、面白い記事があるよと教えてもらいました。2015年1月号から始まった、JA1AEA 鈴木OMの「Hi-FiSSB 良い音のSSBをだすために」の連載が始まりました。

 SSBのところをAMと置き換えて、熟読してみると、なあ~るほど、そういう事なのか、と実に面白いです。読み応えがあります。私は特に、2月号のくだり(P.115)が楽しく読めました。

 若い頃は、キュビカルクワッドにのめり込み、AEA御大の本で随分勉強させていただきました。あれから、早、何十年、、ご高齢になられたと思いますが、頭脳はシャープですなぁ! 定年過ぎたばかりの我々がボケている訳にはいきませんぞ!

2015/02/18 de JR1KQU 加藤欣一

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JARL自作品コンテストについて-JL1PSW 森谷さんより

JL1PSW 森谷さんより、貴重なご意見を頂戴しました。

    JARLとのコンテスト規約交渉はいかがでしょうか?

    (JARLからは、何にも回答は御座いません。モンスタークレイマージジイと思われてるんでしょう!サムライなら、正々堂々と自分の意見をぶつけて来い!と言いたいですがねぇぇ~)

    JARLが、7MHzAM送信機を課題にしたことは大いに評価できるとおもいます。
    しかしながら、ご主張のとおり、「枠」を外さねば、本懐は遂げられないと私は思います。
    JARLが注目したのは、自作と言うアマチュア無線のあるべき姿への回帰でしょう。
    それには、自作の喜び、自作の目的(もちろん観て愉しむも含まれますよね)、HFのAM機ならこんなに簡単に作れるから、あなたも始めてみない?と訴えることが目的であるはずでしょう。
    簡単な回路で、難しい理論や技巧なしで、まな板バラックでも交信できる。
    自作という話題を通じて、苦労や疑問を話題に、高度な技術をお持ちの方から自作初心者までが楽しく話し合える場/ワンダーランドを創ろうというのがコンセプトですよね。

    私が主催者なら、高出力・高度な回路で見栄えもすばらしい自作機から、まな板や穴だらけのシャーシに組んだもの、ICやトランジスタの少ない部品で小さく組んだもの、3次元のバラック作りの物まで、とにかくたくさん並べて「みんな、こんなもので楽しんでいるのですよ」「4アマで、出力3W送信機でも7MHzなら日本中と交信ができるから、いつでも始められますよ」という企画にしますけどね。

    「ニューカマー賞」の他にも、「夏休みの工作賞」なる物も用意して、審査基準は小学生から高校生達が「俺も、私もやってみようかな」と感じられる作品。
    題して「スマホより楽しい自作無線」・・・なんて勢いも、今のご時勢には必要かと思いますね。
    こうなると、コンテストと言うより夏祭りかもしれませんが、それが今回のメインテーマではないのでしょうか。

    「夏休みの工作賞」私なら受信は3A5再生検波+ICアンプ(三浦さん曰くトランジスタの再生検波は難しい)、送信は7195KHz水晶で、小型トランジスタのコレクタ変調+IC変調器の1W機を、お菓子の缶か、まな板に並べて電源は乾電池で30V位・・・・かな?。

私も、森谷さんの意見に大賛成です。

2015/01/30 de JR1KQU 加藤欣一

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JA1HU 双葉号 0-V-1 の謎解き!

 2014年9月下旬に、JA1HU 伊藤伝次郎様より、簡単に調整でき、性能の高いオートダインが完成したので、機会あれば、皆さんの参考になると思うので、公開して下さいと、資料をお預かりしております。2年ほど前に、セパレートダインの回路図を戴きました。今回の0-V-1は、その時よりも、調整に関するノウハウが盛り沢山です。
 オートダインに関しては、1991年頃、今はなき、モービルハム誌で、オートダインクラブなるものが存在し、現代の技術で0-V-1を作るとこうなる、という指針を示して発足しました。当時のメンバーリストには、現在7195AMでもアクチィブな、JA1SLR 水越OM、JA1HU 伊藤伝次郎様、JR1KQU 加藤は会員No.108末席に。

 水越OMの1-V-2 7MHzセパレートダイン受信機はコンテストで優勝されました、素晴らしい作りです。いずれまた、ご紹介いただける事と思います。

 それでは、本題に入りますが、JA1HU 伊藤伝次郎様のリポートをそのまま、ご披露させていただきます。




     今回作ったA3専用(付録として、CW,SSBも含む)の再生式受信機(オートへテロダイン寸前のもの)が、お陰様でうまく動作しておりFBです。私のものは、カソードタップ方式ではありません。昔々はカソードタップ方式で(昭和24、5年頃)やっておりましたが、その後は殆んど、カソードコイル方式でやっております。カソードタップ方式は大正末期頃、米国ナショナル社の1-V-1がスタートかと思いますが、昔戦前父が使っておりました。その後父が改造してカソードコイル方式に作り替えして聞いていました。500Hの大型プレートAFチョークを小型化、RFCを抵抗化、いわゆる細い線のパーツを極力使用しない方式の研究をしておりました。それは断線しやすい事、他との結合しやすい等、問題有りとの事でした。現代でも、大型プレートチョークやRFCを信奉している御仁が多いと思います。理屈の上ではすばらしいと思いますが、父は抵抗というと何か悪いものと感じる人が多いかと。Rだけでも結構回路が開けるのではないかなぁと父は呟いていました。それが最近の私のDC受信機に生かされスムーズに高感度受信機になった次第です。一般には高価なコンデンサを多用すると何となくうまくいくような感じになる人が多いのではないかと思います。Rを使用すると、ノイズが出る、ゲインが下がるとか理屈でヤレモシナイヤカラの言葉です。見たり、聞いたり、試したりが本筋です。

     それはともかく、再生式を具体的に書きますと、我が国ではJA1FG 梶井OT様のカソードタップ方式が標準かと思います。後輩として、先輩に対しての礼として少しでも改良?改造して教えに対し、礼に向かいたいと、私、JA1HU伊藤は図の様にカソードタップのシビアーな位置調整を少しでもイージーに出来うるよう試作実用しております。それは、同調コイルに対し、正ねじり、負ねじりにタップ付きコイルのねじり加減で細かく細かく調整が出来うる事です。ともかくコイルの中で、タップ付きコイルのねじりを加減するだけで、高感度に成るのですから、なんだ~コロンブスの卵かとHi

     カソードタップ方式はCW SSBのオートダインには向きますが、再生式A3専用には少し不向きです。一般には、オートヘテロダインのヘテロダインにならない寸前、または、少しヘテロダインになってもA3は聞こえますが、一般にこの方式でお作りになっておられる方が殆んどだと思います。元々オートダインはSWL用、海外大電力放送受信用、ローカルハムの強力局受信用でA3 CWが受信できました。

     カソードコイル方式は再生式=オートヘテロダインまで発振させない、いかない純再生方式に適する方式だと思います。ともかく、いつ再生が起きたか感じない程スムーズに再生がかかります。そして、SGのVRの調整幅もカソードタップ方式より広いです。

     調整はカソードコイルと同調コイルの結合度を最初密にして(オートヘテロダイン発振させ)徐々に結合度を粗にして軽く発振させといて、そこで図の様にカソードコイルと真空管のカソード間のVRを細かく調整します。ここまで調整したら、カソードコイルを数ヶ所接着剤で止めておきます。ともかく0-V-1受信機は受信機としたら超簡単簡易な回路ですが簡単な物ほど、各所、各所が急所ばかりの集合体なのです。調整過程が90%もあるのです。それを覚悟で作らないと満足に動作しないと思います。気長に楽しみながら作る事です。誰ですか、0-V-1はビギナー向けだ、初心者向けだと言っているのは。奥が深い受信機ですぞ!高1中2のスーパーの方がむしろ、楽かもと私は思いますが!!

    (調整、測定法)
    (1)蛍光灯を発振器に代用、蛍光灯から発するノイズ電波を利用、蛍光灯の端にエナメル線をぐるぐると数回から10回位巻いて、その延長線をアンテナ端子や、同調コイル、その他受信機が感じる所に線をもってゆき、そのザ~ジ~というノイズを利用するのです。

    まず、0-V-1受信機の検波管のカソードを直接アースします。一時的に再生発振をしない様にする事です。
    此れから本腰を入れて要(かなめ)の調整に入ります。検波管のSG電圧調整用VRを中心位置にして、そして、VRに直列に入っている50kΩの抵抗を調整して、蛍光灯のノイズが一番大きく聞こえる点に仮固定します。次にプレートAFCに直列に入っている抵抗を加減します。B電圧が高いと感度が良いという先入観を捨てる事、最適感度電圧がSG回路にもP回路にも有るのです。再び、SGのVRを調整しVRの中点レバーを極力中心にしながら直列抵抗を調整し、オージオ出力を大きくします。数回繰り返しますとOKとなります。

    (2)次に、検波管のカソードをアースからはずし、正規の回路にし、カソードコイルに接続します。音の大きい最大位置のVRはそのままで、蛍光灯オシレーターをはずし、アンテナコイルに使用さるアンテナをつなぎ、A3電波を受信してみます。幸いA3電波が入ってきましたら、カソードの500Ω VRを加減し再生がスムーズにサ~と音のする位置に固定します。場合に依るとカソードコイルのKとEの接続が反対の時もあるので、つけ替えて調整する事も大切な行為です。ついでですが、アンテナコイルも接続を替えたり色々試しながら最良の感度にもってゆく努力が必要です。同調コイルに対して極性もありますが、逆にして良い場合も大いにありますから。とらわれないことが必要です。

    (3) グリッドリークとコンデンサの値です。当初2MΩ、100PFを7MHzの基準にしていますが、今回は、3MΩが良かったです。此れを5MΩにしましたら、ブロッキング発振してしまいました。ついでに、100PFを250PFにしましたら、ナント超再生になってしまいビックリしましたら。今のところ、3MΩと100PFで、スムーズに再生受信しております。それから、プレートのRFC 2mHを5~10kΩの抵抗に替えてみました、問題なくFBに動作して居ります。

    (4) プレートAFCは当初中形の200Hを使用しましたが、現在入手が難しいのではないかと思い、他に代用を実験しました。1:1~1:10の低周波トランスを1次2次直列もOKでしたし、小型の100V:2~10Vのヒータートランス実測、直列で7Hインダクタンスのものでも十分使用出来ました。AFCチョークの替わりに100kΩ~250kΩ1/4W型でテストしてみました。少し感度が下がりましたが、十分使用できます。それからAFCにパラに入れている抵抗も感度、音質に変化があります。特に特に気をつけないといけないのは、SGに入っている、0.01μFのコンデンサ(セラミック)をあまり大きな容量にしない事です。感度が下がります。

    それからSGからVRにいく1kΩの抵抗は重要です。1kΩの替わりに、100μH~1mHのRFCでもOKですが、1kΩの抵抗の方が無難です。そして、VRの中点の5μFのコンデンサをつけて、ガサガサ音を消しております。

    以上を面倒がらずに繰り返し調整しますと、ビックリする位の高感度のものが出来上がります。+B電圧はあまり高くしない事も大事です。検波管は昔、シャープカットオフが良いと定説でしたが、リモートでも問題ありません。Gmも高い方が良さそうにも思えますが、昔々の6C6 6D6でも実験しましたが相当な感度で受信できます。検波管って、不思議な特性があるバルブですね。

    今回感じた事は、0-V-1は本当に一つ一つのパーツが協力しあい全く無駄なく共同で強力に受信動作するので、可愛くなりました。

    JA1HU 伊藤伝次郎

2015/01/30 de JR1KQU 加藤欣一

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JARLハムフェア2015 自作品コンテスト規則にもの申す!

 JARL 会員部 ハム・フェア自作品コンテスト担当者様

 私は、JR1KQU 加藤欣一と申します。CQ誌7MHzAM通信へのお誘いのページ、とりまとめをさせていただいてる者です。
 自作品コンテストの応募作品(2)のところに、作品は未発表のものに限ります(クラブ報程度のものに発表したものはさしつかえありません。)となっております。この規定からいきますと、私が過去CQ誌上で取り上げさせていただいた作品は出品出来ない事になります。
 理由を明確にお答えいただきたいと、思います。

 過去に、何らかのコンテストで入賞した作品は応募できませんとの事なら、納得出来ます。

 JARLでは、CQ誌の連載で、AM送信機作られてる方が多いから、規定部門のテーマにすれば、応募が沢山あるんじゃないかとの見方で、テーマにされたんじゃないんでしょうか?

 CQ誌で優れた作品をピックアップして紹介、その数の多さに注目して、テーマに?CQ誌での色々なタイプの自作品の発表がなかったら、テーマにする事自体、あり得ない話だと思いますが、(とりまとめやってる私自身、こんなに多くのジイサマ達が、熱狂的になるとは、想像もしませんでした。)商業誌であるCQ誌に発表されたから、応募資格はないとするのは、納得出来ませんです。
 CQ誌で発表の場があったから、盛り上がっているんです。ハム界の為、このチャンス、現象生かすには、規則を取り去るべきです。

 我々AM愛好家は、年配者が中心になり、若い人にも、自作の無線機でQSOする、醍醐味を伝えて、アマチュア無線界が、昔のように盛り上がるようにと、皆さんで頑張ってやってるんですよ。ジイサマばかりでは、10年たてば、かなり減少、JARLは若い人入れるようにしないと、先はない。

 規則は規則だからの回答は要りません。若い人にも、入ってきてもらえるように、自作品コンテストも若い人には、特別賞あげる位の積極さが欲しいところです。

 時々の情報を皆さんに伝えるべく「HF AM通信へのお誘い」なる、HPを開設していますが、毎日100人近い方が見にこられます。先日も、自作品コンテストの事載せ、皆で応募しようと盛り上げやってます。

 今日の質問の答えを、また載せないといけません。

 是非とも、前向きにご検討していただき、こんなに、応募があったら審査できないよ!位の、お祭りにしたいと思います。
 JR1KQUで検索すれば出てきます。英文のパンフレットも用意してますので、デイトンハムベンション辺りで、ばらまいていただいても結構ですよ。

2015/01/22 de JR1KQU 加藤欣一

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見返り美人号降臨

 CQ誌2月号も発売になり、見返り美人号の回路図が皆様気になるところではないでしょうか?
 本日、JA2CW 浦澤OMより頂戴しましたので、公開させて戴きたいと思います。



 見返り美人号の、生電波は、1/12にキャッチしまして、すぐコールさせて戴きました。東京には大変良く来ていました。59+10dBも振っていました。変調が6V6PPとの事、とても良い音質で深くかかっておりました。ファィナルは2E26の16Wとの事ですが、とても強く、声が、キャリアより、前に押し出してくるといいますか、真空管送信機の真骨頂ですね。

 オーディオの世界でも、FETのかなりでかいパワーアンプより、1/10位のパワーの真空管アンプの方が、実際に視聴してみると、ビックリするほど、ボーカルの声が出てくるということがあります。単に、数字上パワーが大きいから、いいというもんでもない事が、半導体と真空管の間には、歴然とした差があります。
 この辺の話は、JA2PEZ 野口さんが得意ですから、いずれ投稿していただければと思います。

 JA2CW 浦澤OMよりのコメント紹介します。

     見返り美人号のお見合い写真(正面図)と家系図(配線図)を仲間入りさせてください。今日、添付した配線図は改訂版です。  改訂箇所は、電源をONしたとき正規電圧になるまで、Sメーターはブリッジ回路のバランスが崩れメーターゼロ点は逆に振り切っていました。定電圧回路、タイマーなどあれこれ考えましたが、コロンブスの卵、逆振れ防止ダイオード1S555 を追加し一発で解決しました。Hi その他いろいろです。

     配線図ファイルは今回はお馴染みの JPG にしました。よろしくお願い申し上げます。

     de JA2CW浦澤

との事であります。

2015/01/22 de JR1KQU 加藤欣一

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ハムフェア2015自作品コンテスト

 JH3EBM/1 佐竹OMより、凄い情報をいただきました。

     あけましておめでとうございます。
     今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

     私の方はお客様が増えて大変忙しくしております。時々机の上にあるTS120Vで7195をワッチしております。

     ところで、JARL NEWS 2015 冬号 19ページを見て、加藤さんはもちろんご存知だと思うのですが、今年のハムフェアの自作品コンテストの規定部門は7MhzAM送信機(トランシーバーも含む)ですね。応募期間は4月1日~5月8日が締め切りですね。
     私は時間的に難しいのですが、どなたか7MhzAMファンの方で応募されるのでしょうか。もし皆さんご存知ないようでしたらHPでお知らせくださらないでしょうか。OMさんの作品を楽しみにしています。

 との、情報であります。

 私は全く知りませんでした。

 応募資格は、アマチュア無線を愛好する個人、団体となっており、JARLの会員、非会員関係ないようです。
 ただ、今までCQ誌に登場のOMさんの作品見ても解るように、大ハードなコンテストになるのは、必死でしょうね! 入賞争いは、7195AM仲間同士の熾烈なバトルになりますねね!えらいこっちゃ!

 しかし、最近のJARL、アマチュアバンドプランの件といい、何考えてるんでしょうか???
 単に時代は変わっただけなんですかねぇぇ~?!

2015/01/17 de JR1KQU 加藤欣一

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バンドプランについて-JA9MWC 神谷さんより

 JA9MWC 神谷さんより、国際的見解からのご意見頂戴しました。

     そもそもSSTVなんて、AMよりずっとマニアックな存在だと思いますね。帯域幅も広くなければならないと思います。

     翻って7MHzの帯域は広くなったとしても、200KHzです。今回の周波数の帯域の変更は、「RTTYの運用」を主眼に置いているわけです。つまり今までの海外のペディで、例えば、K9W(ウェーク島)の運用で、日本ではRTTYの運用に指定されていない7.065当たり(オフバンドになります。)でいっぱいJAの局がコールしたので、これを問題視しただけの事です。

     でも、7.1から上の方でも、「道の駅」とか「お湯」なんかはあまりやっておらず、7.05から7.06当たりに「ワッチレポート59」等という奇っ怪な運用をする局が徘徊しているのです。

     そもそも「ワッチレポート」とか「カード一方通行」とか、「~(サフィックス)ほっかいどー」などという無線用語はないのですね。VUHFのSSBでやっている連中がそのまま下りてきてやっているのです。
     拍子の悪いことに、1でないJAコールの人が率先してやっているのです。リストQSOもそうです。

     またこういうことをCQ誌は全く取り上げていません。

     こう言うのに参加している方々はおおよそ3アマ以上ですが、これらの電波は間違いなく海外へ届いていて、JAの恥だと思います。

    では

2015/01/15 de JR1KQU 加藤欣一

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アマチュアバンドプランについて

 JR1BPR 西野さんより、JARLの記載はわかりずらい、誤解をまねき混乱が起き、まずいんじゃないだろうか?とのご指摘がありました。
 JARL NEWS 冬号P.57に狭帯域の説明に、「占有周波数帯幅が3kHz以下のもの。AM(A3E)の帯域幅は6kHzだが、例外的にこの区分で運用する。」と記載がありますが、総務省の官報には、そのような記載は一切ありません。

【参考】総務省:アマチュアバンドプラン改正の概要(H27.1.5施行)http://www.soumu.go.jp/main_content/000329659.pdf から抜粋



 CQ誌1月号の付録のハム手帳 P.61には、「狭帯域:占有周波数帯幅が3kHz以下のもの(A3E電波はこの区分を使用する)」と書いてあり、SSB/AMモードは使用する区分は狭帯域の電話であるとはっきり記載されています。

 例外的に云々の説明つけるJARLの言い方より、ずっと解りやすく、誤解を生じないと思います。
 7メガの下の方では、アナログSSTV等が、使えなくなり、居場所を探して、トラブルが生じてるようですので、変な誤解ジイサンが7195に来て、JARLの言い回しで、文句つけられ、混乱するといけないので。

 AMは狭帯域で使用できます。今まで通りで、問題ありませんので。

 お知らせしておきます。

2015/01/15 de JR1KQU 加藤欣一

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今年の目標

 JA9BZQ 永野OMより、アナログSSTVの局が、1/5からの使用区分の変わった、新アマチュア・バンドプランにより7033kHzで出れなくなり、7048辺りで出た所、SSBの局ともめ、何を思ったか、7194を狙ってきてるようです。との情報をいただきました。

 7メガAMの歴史を振り返ってみますと、最初から7195でAMを初めた訳ではありません。
 最初、町田の池田電子で、7159付近の水晶が、安く販売されてた為、これは好都合と、7159で始めました所、7164に出てた、噛みつき亀みたいなトラック無線の局から猛烈な反撃を受け、仕方なく、次に7180でいいだろうと、水晶も注文して始めました。
 しかし、今度は、7178に出てた、デジタルSSTVのグループから文句が、国際的にも、7178は、デジタルSSTVで認められてると、7エリアの局が言われる(後で、JARLに問合せた所、真っ赤な嘘で、騙されましたが)。
 それなら、まあ、すみわけしないと仕方ないと、3kHz上がった7181でAMを始めました。
 その後、先発メンバーでの相談により、7195のほうがよろしいだろうと言うことで、上がった次第です。しかし、平穏無事ではありませんで、今度は7197に、トラック無線のグループが出てくる始末!この時ばかりは、トラックに明らかにリニア積んで運用している様子でしたので、録音したCD付けて、総務省に文書で、通報しました。通報した所で、ご利益があるかどうかわかりませんでしたが、しばらくして、トラック無線の局が、オーバーパワーで摘発されたようで、電波も弱くなるし、静かに、なりAMには都合よい状態になりました。

 そういう経緯が有って、一波しかない周波数を皆さんで分けあって、譲りあって、なんとか、今日、7195はAMの局が出てるんですよと、認知されてきました。
 が、アナログSSTVの局は、AMの存在を知らないようですので、発見しましたら、事情を話、お願いしてみますし、皆様も、お時間の許す局には、アクティブに出ていただきたいと思います。宜しく、お願いいたします。

 以下、永野OMからの、リポート紹介します。

     1/10の朝、 7194 で以前 7033 で SSTV をやっていた人達がその周波数から追い出されて話しをしているのが、聞こえました。
     その話の内容と言うのは 7194 は使って無いようなので、ここの周波数をSSTVの周波数にしようと言うおそろしい計画を立てている話声でした。もっともっとアクティブにQRVしなければならないと思った次第です

     JA9BZQ 永野満明


2015/01/14 de JR1KQU 加藤欣一

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届きましたZP5SNA!- AM川柳常連のかずりんさんから

 AM川柳常連のかずりんさんから,喜びのお便りが届きました。

    こんにちは。
     ZP5SNAの50MHzと28MHzのカードが届いたのでお送りします。



     よく山などで移動運用していて、「どこまで届くのですか?」と言われ、
    「コンディションの良い時は、地球の裏側、南米まで届きます。」
    と言います。たいてい「へーー」と言われます(本当は、伝搬的に
    むずかしく人がいないアフリカや、伝搬的にとてもむずかしいカリブ
    の方がむずかしいのですが。)。

     でも、「そんならその証拠を見せてよ。」(今まで移動先でそういう事を
    言われたことはありませんが。)と言われた時、じゃじゃじゃじゃーーん
    「これが目に入らぬか。」と登場するのがQSLカード。

     お互い相手が「この日、この時間にこのくらいの強さで入った」という
    証明があれば、理屈っぽいお方でも信じざるを得ないでしょう。
    サインや認め印をする慣習もありますから。

     このQSLカードを交換するのには、JARL(日本アマチュア無線連盟)
    に加入して、相手がもしその国の同じような組織に加入していれば、
    それらの組織を通して交換出来ますが、時間はかかります。
     それより、交信したご本人、あるいは代理にQSLカードを発行して
    くれるQSLマネージャーに郵送する方が今はトレンドです。

     今は、電子化でeQSLや、アメリカのアマチュア無線連盟がやっている
    LoTWと言う電子システムがあって、お互いが加入していればDXCC
    をはじめ色々なアワードに使えますが、加入している人はまだまだ
    少ないようです。

     デザインは50MHzのカードの方が綺麗ですが、「これだけ日本から
    遠い」と言うことがこのカードでは判ります。

    では。

2015/01/14 de JR1KQU 加藤欣一

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その後の、東さとさん情報

 2014年12月号で、東さとのチャレンジ・アマチュア無線は最終回となってしまいましたが、何と、JA9MWC 神谷OMより素晴らしい情報が、舞い込みました。

 1月いっぱいまでは、京都太秦で、女優のお仕事で忙しいようです。
 最新のブログ(http://ameblo.jp/sato-higashi/)を拝見しますと、なんと、日本・トルコ合作映画のお仕事に頑張ってられるようです。
 東さんが生まれ育った大島、和歌山の紀州最南端の串本の小さな島が、今回の映画の舞台だそうです。さとさんは、出演と方言指導もされてる様子です。新聞にも、何紙か、掲載されてるようです。記事には、「出演させて頂くのも、目に見えない何かの力が働いているよう。樫野の人が、遭難した、オスマントルコの軍艦、エルトゥールル号のトルコの人達を助け、友好が築かれたことをもっと全国の人達に解ってほしい。紀伊大島は小さくてあまり知られていないが、今回、大きな機会に恵まれたので、皆さんに知ってほしい。」と、記事に紹介されています。

 クイズ王の、神谷OMによると、トルコ地震の時は、串本町の人達が救援に行かれたそうですし、トルコの人達は、また情が濃いですから、凄く感謝されてるとの事。明治時代からの、深いお付き合いです。

 う~ん、東さとさん、頑張ってますねぇ。和服姿もいいですねぇ。

 2014年、千葉の富津岬に移動運用の際には、7195AMにも、出て来ていただき、ハム・フェアの時には、AM通信のブースにも来ていただき、私は密かに、2ショット写真を撮っていただきました。宝物ですなぁ。

 映画が完成したら、見に行かねばなりません!

2015/01/09 de JR1KQU 加藤欣一

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JH8SST/7 八柳さんの PWM AM送信機の反応

 JP7CZE 川辺さんより、H8SST/7 八柳さんの PWM AM送信機に対する 東名電子 店長さんの反応の報告です。

     昨日,天童市にある東名電子(http://www.tomeidenshi.co.jp/shop/tendo.html)に行ったら,店長(森谷さんという方)が,

    「昨日、しっかりした変調で、すごくきれいに聞こえてましたよ!
    すごいですよね.
    ちっぽけな変調器とトロイダルコア2個でで出来ちゃうわけですから.
    詳細は2月号のCQ誌で,と言っていたので,
    2月号楽しみにしてます!」

    と,大変興奮した様子でお話していましたので,ご報告します.

 CQ誌2月号をお楽しみに!

2015/01/04 de JR1KQU 加藤欣一

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JA2MEI 関さんより、ジャンボ干支の「未」の写真@三重県津市美里町 辰水神社

 毎年、富士山山頂から7195AM運用をやっていただいてます JA2MEI 関さんより、今年も、三重県津市美里町の辰水神社に奉納されました、ジャンボ干支の「未」の写真を戴きました。



 御利益のある立派な未様です。
 無病息災、プリントアウトしてシャックに、お飾り下さい。

2015/01/03 de JR1KQU 加藤欣一

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T8CWと7195AM 出来ました!

 R6RMZ 古堅さんから、17:13 T8CW RS59 でAMで交信できたとのことです。
 また、JR3XUH 吉田さんは、RS57でした。との情報が入りました。(コールサインは、先に T88CWと言いましたが、コンテスト用なのか、T8CWが正解)

 この時間、東京でもワッチしてましたが、パラオの信号は、全く入感なしで、残念でした。

 T8/パラオAMは、1stエバーですね。

 日本人の方がかなりゆかれてるので、28MHzがまだコンディションいい時にAMをリクエストしたことあがありましたが、AMでリニア使うと壊してしまうかもしれない感が邪魔して、なかなか、AMには応じていただけませんでした。ひょっとしたら、今日のT8CWもベアフット運用だったかも?そうだとすると、数10Wで飛んできたことになりますね。また、次の機会に期待しましょう。

2015/01/01 de JR1KQU 加藤欣一

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T88CW パラオ相宮さん、7195AMにQRV!

 JR6RMZ 古堅さんより情報です。

 パラオの相宮さんが、本日16:00~18:00に出ていただけるとのお話です。
 パラオまで3000km弱、何人も日本人のQRVはありましたが、いまだに、AMでの交信はないです。期待したいと思います。グアムより少し先ですから、十分出来ると思います。元日の夕方、お時間ある方はワッチしてみて下さい。

2015/01/01 de JR1KQU 加藤欣一

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明けましておめでとうございます

 皆様、明けましておめでとうございます。旧年中は、大変お世話になり、ありがとうございました。

 お陰様で、CQ誌のカラーページでの、皆様の力作紹介 QEX JAPANでの、AM関連の製作、技術解説記事 2015 年も継続企画で続行いたしますので、どんどん情報お寄せ下さいませ。

 1月号で予告しました、JH8SST/7 八柳OMの 「簡易型PWM送信機」の製作記事は、2月号で、白黒4ページで掲載します。1/19発売。正月休み明けに校正作業にはいります。

 実質、日本で初めての「PWM AM送信機」の製作記事ということになります。

 皆様、現役時代は、百戦錬磨の活躍をされてたOMさんが多く、興味深い方も大勢いらっしゃるので、楽しみにしていただけると思います。

 八柳OMによると、簡単に出来るんですよとのお話、私には、全く知識ないため、(OMが簡単だと言われるので、一台製作お願いしてもいいかな?と、急ぎませんので、お願い出来ませんか?と) 依頼して、正味2日でした。12/30に調整完了、試験電波発射で、JA1HU伊藤OT、JJ7GNQ 浅野OMとも交信成功、そして、大晦日には、私の所に、ご到着されました。まさに、電光石火の早業に、ただただ驚いています。

 50Vの電源が無いため、秋月で電源キットを購入、電源が完成しましたら、試験電波発射出来る事と思います。

 2月号CQ誌P.140~141では、JA2CW 浦澤OMのトランシーバー「見返り美人号」が、登場です。2015年は、トランシーバーの波がきますかね。

 JA1UDY/2 三浦OMに作っていただいた受信機基板がありますので、電源内臓の、PWMトランシーバーとしてまとめようかと、思案しています。なるべく軽く作り、2015年は、JO1ODG 大木さんがJD1(小笠原父島または母島)に行き、7195AMのペディション予定されてるので、お供できればなぁと。

 JA1FT 綿引OMも、今年は82歳ですか、最近は、オートダイン受信機を5台作られ、研究中、今年は、オーディオアンプの製作予定もあり、トランス類を発注されてました。お元気で、なによりであります。

左より、JR1KQU JH8SST/7 八柳OM JO1ODG 大木OM
中央は、JA1FT 綿引OM
正味2日で完成した、簡易型PWM送信機(20×30cm)

2015/01/01 de JR1KQU 加藤欣一

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