石造鳥居の被害度から推定した1964年新潟地震の震度分布

38.50

38.48

38.46

38.44

38.42

38.40

38.38

38.36

38.34

38.32

38.30

38.28

38.26

38.24

38.22

推定震度5強~5弱

4(強)

~4(弱)
石造鳥居無し

140.20 140.22 140.24 140.26 140.28 140.30 140.32 140.34 140.36 140.38 140.40 140.42 140.44 140.46 140.48

被害度0被害度1~4被害度5~9被害度10~12被害度13~
震度~4(弱)震度4(強)震度5弱震度5強震度5強

地形図は,国土地理院基盤地図情報(数値標高モデル10mメッシュ(標高)「山形南部」「山形北部」「寒河江」「笹谷峠」「山寺」「天童」を使用して描いた

※ 石造鳥居の被害度と計測震度との関係は, 能登半島地震の場合の石造鳥居と計測震度との関係をもとに, 石造鳥居の岩石が,能登半島地震の場合はほとんど花崗岩 製(強度=100~ 2)で山形盆地の場合はほとん

200N/mmどが凝灰岩(強度=10~ 2)であり, 凝灰岩は花

50N/mm

被害度と計測震度との関係

石造鳥居の被害度から推定した1964年新潟地震の震度分布とゆれの方向

38.50

38.48

38.46

38.44

38.42

38.40

38.38

38.36

38.34

38.32

38.30

38.28

38.26

38.24

38.22

140.20 140.22 140.24 140.26 140.28 140.30 140.32 140.34 140.36 140.38 140.40 140.42 140.44 140.46 140.48

地形図は,国土地理院基盤地図情報(数値標高モデル10mメッシュ(標高)「山形南部」「山形北部」「寒河江」「笹谷峠」「山寺」「天童」を使用して描いた

標準的なゆれ(ややゆっくりのゆれ)標準的なゆれ1. 全被害度から,車の事故など他の原因によるものを除いた

2.石造鳥居は,木造住宅等に比べて短い周期のゆれで壊れやすい(長い周期の揺れでは壊れにくい)

  1. 鳥居(神社)は,それぞれの地域の比較的地盤の良い場所に作られている

  2. 石造鳥居の被害度からわかること

(1) 山形盆地内では,軟弱な地層が厚く発達してい

るところは被害が大きい 山形盆地内の地層(東西断面)とゆれやすさ(2) 扇状地の末端付近では,ややゆれやすい